TuneCore、DIYアーティスト向け新ダッシュボード「Advanced Trends and Analytics」発表
わずかな手数料で世界中の音楽配信に曲を出せるデジタル・ディストリビューターのTuneCoreは、DIYアーティスト向けの新たなダッシュボード「Advanced Trends & Analytics」を導入した。DIYアーティストの成長加速に向け、より深い洞察とパフォーマンス指標を得られるよう設計されている。
TuneCoreを使用している全てのアーティストが利用可能で、5つの主要機能を備えている。
1. クロスプラットフォームのパフォーマンス追跡
主要なDSPのストリーミングとダウンロードのインサイトにアクセスでき、さらにTikTokとDouyin(抖音。中国版TikTok)の独占的なソーシャルメディア分析も利用可能。
2. リアルタイム・エンゲージメント・データ
視聴、共有、保存、「いいね!」、コメント、創作、平均視聴時間に関するリアルタイム(毎日更新)のデータ取得が可能。
3. 包括的なオーディエンス・インサイト
可視化されたデータで、地域ごとのリスナーエンゲージメントの明確な理解につながる。
4. 実用的な成長指標
インタラクティブなタイムラインが、パフォーマンスの傾向を表示するだけでなく、新曲のリリースやソーシャルメディアへの投稿など、成長を促した明確なアクションをハイライト。
5. TuneCoreアクセラレーター独占インサイト
「TuneCoreアクセラレーター」プラットフォームの使用者は、TuneCoreアクセラレーターのマーケティング・プログラムによる再生回数の増加を追跡できる。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「TuneCoreがアーティスト向けのダッシュボードを刷新。(1)SpotifyやTikTokなど複数配信先での再生状況(2)毎日更新でいいね!や保存、コメント数を確認(3)地域ごとのリスナー状況(4)再生増に繋がった指標のハイライト(5)TuneCoreアクセラレーター(関連リンク)の再生状況が分かるようになった。これまでメジャーレーベルが活用してきたツールも多く、DIYアーティストもこうしたものが使えるようになったのなら活用しない手はない。」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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