著名アイドルグループの海賊版DVD等を販売、亀有警察署が50代女性を書類送検

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日本音楽著作権協会(JASRAC)

亀有警察署は4月2日、著名アイドルグループのCD・DVDが無断でダビングされた複製物(海賊版DVD等)を販売していた、北海道石狩市在住50代の女性を、著作権法違反の疑い(無断複製物の頒布)で東京地方検察庁に書類送検した。

この女性は約3年前からX(旧Twitter)を利用して、市販CD・DVDやテレビ番組をダビングした海賊版DVD等を1枚1,000円程度で販売していた。この海賊版DVD等にJASRACが管理する楽曲が多数含まれていたことから、JASRACは昨年5月30日に著作権侵害で告訴していた。

著作権法では、無断で複製することはもちろん、海賊版であることを知ったうえで頒布(販売や配布)したり、頒布を目的として所持することのほか、インターネット上のフリーマーケットやオークションサイト、SNSで販売を告知するだけでも著作権侵害とみなされる(113条1項2号)。

JASRACは「今後も、関係会社、団体と連携して、悪質な著作権侵害行為に対して断固たる措置を講じ、クリエイターの権利保護に努めてまいります」と伝えている。

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