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HYBE、インドでガールズグループのオーディション開催

ビジネス 海外

HYBEのインド現地法人は3月31日、インド全土を対象としたガールズグループのオーディションを開催すると発表した。応募締切は7月31日。

2005〜2011年生まれのインド全土の女性を対象に、ボーカル、ダンス、ラップ、モデル、演技など、多岐にわたるカテゴリーで個々の才能を披露する機会を提供する。審査はオンラインに加え、複数都市で対面でも行われる。

同社によると、ガールズグループに注力するという決定は、近年インド全土で実施されたオンラインおよび対面調査の結果を踏まえたもの。調査会社ニールセンとの共同調査から、インドの若い女性たちの間には、自分たちの声を代弁し、インスピレーションを与えるロールモデルとなるアーティストへの明確な憧れがあることが明らかになったという。

HYBE現法のイ・ウチャンCEOは「現地の状況に合わせたトレーニングおよび育成システムを構築した」と、中央日報に話している。

(文:坂本 泉)

榎本編集長

HYBEがインドでガールズグループのオーディション始動に向けた動きを本格化させた。14億人市場への参入だ。IFPIの最新レポート(2025年データ)でアジアが10.9%増と世界平均(6.4%)を大きく上回る高成長を記録し、中南米・中東・アフリカと並んで「次のフロンティア」として注目される中、HYBEはその中でも最大の人口を持つインドに照準を合わせた。ニールセンとの共同調査で「ロールモデルとなるアーティストへの憧れ」を可視化してから動き出す——データドリブンなアプローチはエンタメ×IT企業らしい。BTSの軍役復帰ツアーで2026年の収益回復を確実にしながら、同時に次の10年を担うアーティストをインドで発掘する。「現地の状況に合わせたトレーニングシステムを構築した」というCEOの言葉が示すように、K-POPの輸出ではなく現地化が戦略の核心だ。K-POPがひとつの「フォーマット」として世界で自立し始めた時代の、必然的な一手だ。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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