JASRAC、2024年6月分配期から管理手数料実施料率の一部を引き下げ

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日本音楽著作権協会(JASRAC)

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2024年6月分配期以降に適用する管理手数料実施料率について、「カラオケ」「ビデオ上映」「遊技機(上映・演奏)」「有線放送等」『映画上映』「ビデオグラム録音」の区分を引き下げる。

管理手数料は、音楽クリエイターなどの権利者へ使用料を分配する際に、分配額に対する一定率を控除するもので、JASRACの運営経費に充てられる。実施料率は、利用分野ごとに業務に要する実費を踏まえ、著作者、音楽出版社、学識経験者等で構成する理事会の承認を得て決定している。なお、使用料分配額に対する運営経費(実費)の割合は9.9%(2022年度)となっている。

JASRACは、「音楽をご利用になる皆さまからお支払いいただいた使用料がクリエイターの新たな創作へとつながるよう、今後も著作権管理を推進するとともに、業務の効率化と経費の削減に向けた取り組みを続けてまいります」と伝えている。

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