Independent Music Coalition Japan(IMCJ)新体制を発表、インディペンデントレーベルによるグローバル展開の更なる促進へ

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Independent Music Coalition Japan(IMCJ)

Independent Music Coalition Japan(IMCJ)は、役員を新たに選任して山下 雄史氏(KSR/ライツスケール代表取締役社長)を新理事長として選任した。

IMCJは、インディペンデントレコード事業者の国際機関WIN(Worldwide Independent Network)の日本における会員団体であり、そのネットワークを活用した他国団体との連携、知見の共有、公平な競争環境の整備を通して、会員者の音楽ビジネスのグローバル化を支援、促進する業界団体。今期で第7期を迎えるにあたり、目的のさらなる推進のため体制をリニューアルし、各種委員会を再編。他団体との連携強化や、グローバルネットワーキング、情報発信、国際カンファレンスの開催などを拡充する。

また、来たる10月23日・24日にはアジアパシフィックミュージックサミット(APAC)を開催。東アジア、東南アジア、オセアニアの各地域TA/レーベルと連携し、各国市場のトレンドをレポート。アジアパシフィック地域をインディアライアンスとするための展望をまとめていく。

今後もWINとの連携強化や、パフォーマンスライツ、Music Ally Japanと連携したデジタルマーケティングの支援など、日本の音楽コンテンツのグローバル化を促進するとのこと。

就任のご挨拶

このたび令和5年(2023)年7月20日付けでIMCJの理事長に再任いただきました。2020年初頭からのコロナ渦という特殊な状況において、まず組織の課題をリモートで舵取りしてきた理事会メンバーの方々に感謝し、その功績を称えたいと思います。また前理事長にして卓越した指導力を発揮した大石征裕は、その功績を認められて2023年7月に会長に昇格しました。

現在グローバル音楽市場は、今までにないスピードで情報環境化しており、また多様で持続性のある社会の構築への貢献を高めています。このような市場の変化にしなやかにかつ戦略的に対応するには、世界の力を繋ぎ、横断的なネットワーキングによって、深い専門性に加え多様な方法論や技術の持続的研鑽を目指す事が当団体の活動指針です。

また国内音楽市場の持続的な成長の一翼を担えるよう、世界40カ国に散らばる36の業界団体で構成されるWINの韓国、インドと並ぶアジア地域における窓口として、新たなニーズに最も適した態様で国際交流を効果的、効率的かつ創造的に展開していくことができるよう、決意を新たにして諸課題に取り組んで参る所存です。

最後に行動計画を推進し、会員に対する価値提案を向上させるために委員会を支援していきたいと考えています。

引き続き皆様からのご指導、ご支援をお願い申し上げます。

一般社団法人Independent Music Coalition Japan
理事長 山下 雄史

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