ヤマハが「バーチャルマーケット」に初出展、メタバース会場で楽器の試奏体験やボカロダンス体験ができるほか期間中オリジナルライブや対談イベントなどを多数実施

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ヤマハ銀座店をモチーフにした出展ブースイメージ

HIKKYが12月3日〜18日に開催する世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」に、ヤマハの初出展が決定。企業出展会場となる、「パラリアルパリ」の街にヤマハ銀座店をモチーフとしたブースを出展し、VRならではの演出で楽器演奏やライブ配信などを体験できる場を提供する。

バーチャルマーケット2022 Winterは、参加者が世界中のどこからでも会場にアクセスし、出展企業の製品やサービスを体験したり、アバターなどの3Dデータ商品やリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いしたりできるメタバース上のイベント。ヤマハは「顧客ともっと繋がる」「新たな価値を創出する」を中期経営計画の重点テーマとして掲げており、「お客様の生の声を得ることで新たなアイディアの創出へつなげることや、来場者にヤマハのファンになっていただくこと」を目的に、同イベントに初めて出展する。

ヤマハブースは3フロアの構成で、1階は誰もが楽器演奏を体験できる「試奏フロア」、2階はボーカロイドカルチャーの世界を存分に楽しめる「ボカロフロア」、地下1階はライブステージやイベント会場としても使える「スタジオフロア」となっている。

出展ブース概要

「パラリアルパリ」のエッフェル塔を臨むロケーションに、ヤマハ銀座店をモチーフにしたブースを構える。きらめく楽器が建物の周囲や頭上を踊るように飛び回ったり、ガラス張りの入り口が回転して一般客を出迎えたりするなど、VRならではの心躍る演出を盛り込んでいる。

1階:試奏フロア

ヤマハのエレキギター、ベースギター、ドラムセット、アルトサクソフォン、グランドピアノ、Line 6のギターアンプ、Ampegのベースアンプからモデリングした3D楽器を展示する。精巧に再現された各楽器を好きな角度から細部まで眺められるほか、展示楽器の“試奏体験”も可能。曲に合わせたにぎやかな空間演出とともに楽器演奏を楽しめる。
また期間中、ヤマハの店舗で実際に働いている社員が日時限定でブースに登場する。普段は店に行かないと会えない社員とVR上でコミュニケーションをとることができる。

2階:ボカロフロア

ボーカロイドカルチャーに関わるクリエイターやファンへのリスペクトを込めたフロア。最新の「VOCALOID6」を紹介するほか、キャラクターフォトブースを設置。初音ミク、Megpoid(メグッポイド)の等身大パネルと一緒に写真を撮影できる。また、ストリーマーに人気の高いヤマハのライブ配信向け機器「AGシリーズ」を3Dアイテム化して展示し、有名ボカロプロデューサー、ピノキオピーの代表作「神っぽいな」の“踊ってみた”動画のライブ配信を疑似体験できるコンテンツを用意。「AGシリーズ」に触れると、来場者のアバターがモニターに吸い込まれ、「神っぽいな」のPVをバックにアバターがモニターの中でダンスを踊るという。

地下1階:スタジオ

ヤマハ銀座スタジオを模した空間で、バーチャルライブや対談イベントを開催する。イベント開催時以外の時間帯は、スタジオのステージ上に展示した3D楽器を自由に鑑賞できる。

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