TuneCore Japan、楽曲の著作権管理と収益化が可能になる「著作権管理サービス」の提供開始

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TuneCore Japanは、楽曲の著作権管理と収益化が可能になる「著作権管理サービス」の提供を開始した。

TuneCore Japanの著作権管理サービスは、TuneCore Japanがアカウント管理者から期間譲渡された音楽著作権を著作権管理事業者(JASRAC等)へ届出を行い、管理。そして、著作権使用料等の著作権収益を受け取ることができるサービス。現在の著作権管理地域は、国内のみとなる。

同サービスは、作品の届出申請はオンライン上から自分で簡単に行うことができるため、書類などの煩雑さを伴う作業は一切不要。著作権収益のうち85%が還元され、同サービスの手数料は15%になる。なお、初期利用料は無料、TuneCore Japanから配信されていない作品の届出も可能となっている。

また、著作権管理事業者等から支払を受けたタイミングで、著作権収益を「確定レポート」および「残高」ページへ反映され、スプリットを設定することで、著作権収益を自動でその他の著作者や関係者へ分配することができる。

Apple MusicやSpotifyなど185カ国以上、55以上の音楽配信サービスへ曲を一括で配信、再生などに応じた収益が100%還元されるディストリビューションサービスに加えて、今回の著作権管理サービスが登場したことで、原盤権と著作権という楽曲にまつわる権利の収益化をTuneCore Japanのサービスひとつでできるようになった。

TuneCore Japanディレクター吉野拓人氏コメント

これまで、著作権が自己管理の楽曲では、著作権収益を放棄しなければならないという課題がありました。TuneCore Japanとしては、音楽配信に加えて著作権の収益化も一元管理できることが、今のアーティストにとって理想と考えています。作品の届出申請からレポートまで、すべてをオンライン上で完結できる仕組みとなっておりますので、自らで著作権の管理ができるこの「著作権管理サービス」を音楽活動にご活用いただけると幸いです。

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