note、新機能「メンバーシップ」提供開始 クリエイターの収益化を後押し

ビジネス アプリ・サービス

noteは、誰でも月額制サブスクリプション方式でファンや仲間から支援を受けられるようになる大型新機能「メンバーシップ」を7月13日から提供する。

クリエイターは支援者と交流できるコミュニティやファンクラブを運営したり、作品や活動の裏側を会員だけに公開することが可能になる。なお、メンバーシップの開始には、noteによる審査を通過する必要がある。

本日より、漫画家、ジャーナリスト、料理家、動画クリエイター、写真家、相撲部屋、経営者、アスリート、小売店など、各方面で活躍するクリエイターのメンバーシップが約3,000件開設された(新規のメンバーシップ開設とサークル機能からの移行の合算)。また、いち早く始めたクリエイターに向けて、売上に対するプラットフォーム利用料(10%)、事務手数料(5%)が無料になる「手数料0円キャンペーン」もスタート。期間は、流通総額1億円を越えた翌日まで実施する。

noteは、クリエイターが自身の作品を有料で販売することもできるプラットフォームとして、2014年にスタート。会員数、投稿者数ともに2019年からの3年間で5倍に増加(2022年4月時点)、noteで収入を得ているクリエイターは10万人を突破し、2021年の年間売上トップ1,000クリエイターの平均売上は、667万円に上っているという。

メンバーシップでは作品の販売にとどまらず、クリエイターの活動ジャンルや達成したい目標に応じて幅広く活用できる。クリエイターが安定収入を得るチャンスを広げ、創作活動に集中できることを目指している。

代表取締役CEO 加藤貞顕氏コメント

今回リリースするメンバーシップ機能では、いままでよりも幅広いクリエイターのみなさんが、より手軽にファンからの支援を得られるようになります。

この機能を利用すると、コンテンツの販売だけにとどまらず、ファンとのコミュニティも作れますし、もっと純粋に活動を応援してもらうことも可能です。その結果、クリエイターはもっと創作に専念できるようになります。

noteのミッションは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というものです。2011年の創業以来、ずっとそれだけを追求して事業をすすめて来ています。今回のメンバーシップ機能も、それぞれのみなさんの、創作の継続のために、役立てていただければと思います。

関連タグ

オススメ