エムアップ、21年4月〜22年3月期は営業利益51.6%の大幅増益

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エムアップホールディングス

エムアップホールディングスは5月13日、2022年3月期の連結業績(2021年4月1日〜2022年3月31日)を発表した。

当連結会計年度において、コロナ禍が続くも会員数、チケット取り扱い数を増加させ、売上高は135億7,400万円(前年同期比10.1%増)、売上高の増加と収益性の向上により、営業利益は16億7,900万円(前年同期比51.6%増)、経常利益は17億1,700万円(前年同期比47.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億7,600万円(前年同期比54.2%増)となった。

コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は103億9,500万円(前年同期比5.6%増)、同事業に係るEC事業の売上高は9億9,900万円(同2.6%減)となり、同事業全体の売上高は113億9,400万円(同4.8%増)、セグメント利益は19億1,100万円(同5.6%増)となった。

電子チケット事業の売上高は21億1,000万円(前年同期比54.1%増)、セグメント利益は3億100万円(前連結会計年度は1億4,000万円のセグメント損失)となった。

その他事業は、上記セグメントに属さない連結子会社の収益等が計上されており、主にキャラクターグッズやアパレル、出版、プロダクション業務などが含まれる。当連結会計年度も、将来の収益獲得に向けた事業育成を行うとともに、アニメ作品の公式オンラインストアの運営、受託などを行い、売上高は6,900万円(同18.8%減)、セグメント損失は90万円(前連結会計年度は2,200万円の利益)となった。

2023年3月期の見通しは、既存事業の継続的な拡大と新規事業の上積みにより売上高150億円(前年同期比10.5%増)、収益率の高いサービスからの売上割合の向上による利益率の上昇から営業利益22億円(前年同期比31.0%増)、経常利益22億円(前年同期比28.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13億5,000万円(前年同期比38.3%増)を見込む。

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