日本レコード協会前会長・重村博文氏、藍綬褒章を受章

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日本レコード協会(RIAJ)

令和4年度の春の叙勲において、日本レコード協会第23代会長の重村博文氏が藍綬褒章を受章した(4月29日付)。

長年に亘るわが国レコード産業並びに音楽文化の維持・発展に対する多大なる貢献が評価され、今回の受章となった。

重村博文氏は、平成20年にキングレコード専務取締役、平成21年に同社代表取締役に就任し、レコード産業の振興に数多くの功績を残してきた。

同協会においては、平成22年の理事就任以降副会長等の要職を歴任、平成29年からは会長としてリーダーシップを発揮し、音楽配信市場の拡大と適正利用促進、海外展開施策、権利保護に関する諸施策に尽力するなど、日本の音楽文化の発展に寄与した。

なお、同協会歴代会長の藍綬褒章受章は平成28年春の斉藤正明氏以来となる。

受章によせて

このたびは藍綬褒章受章の栄に浴し、大変光栄に存じます。ひとえに諸先輩並びに関係者の皆様からのご支援ご鞭撻の賜物と、心より感謝申し上げます。近年、音楽は「配信」を利用する人が増加し聴かれ方も日々変化しています。また、業界は2020年以降、新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けており、一日も早い収束を願うばかりですが、そのような中、ますます音楽の重要性が認識されてきています。
レコード業界のさらなる発展をお祈り申し上げ、受章の御礼とさせていただきます。

令和4年4月29日
重村博文

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