ソニーグループ、音楽分野は2021年度第3四半期で増収減益

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ソニーグループは2月2日、2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日〜2021年12月31日)を発表した。

売上⾼が前年同期⽐13%増の7兆6,575億円、営業利益が同20%増の1兆637億円、税引前利益が同8%増の1兆279億円、同社株主に帰属する四半期純利益が20%減の7,711億円となった。

2021年度通期の連結業績の見通しは、売上⾼が従来予想9兆9,000億円を据え置き、営業利益を同1兆400億円から15.4%増の1兆2,000億円、税引前利益を同9,900億円から16.7%増の1兆1,550億円、同社株主に帰属する当期純利益を7,300億円から17.8%増の8,600億円と上方修正した。

音楽分野の2021年度第3四半期(2021年10月〜12月)は、音楽制作および音楽出版における有料会員制および広告型ストリーミングサービスからの増収、為替の影響(+166億円)、映像メディア・プラットフォームにおける減収などにより、売上高は前年同期比11.9%増の2,959億円、映像メディア・プラットフォームにおける減収の影響、音楽制作における増収の影響、為替の好影響などにより、営業利益は同6.8%減の551億円となった。

2021年度見通し(10月時点比)は、映像メディア・プラットフォームにおける増収(モバイル機器向けゲームアプリケーションの売上増加、アニメ事業のライセンス収入の増加)、為替の影響により、売上高を従来予想1兆700億円から1兆900億円、増収の影響により、営業利益を同2,000億円から2,050億円とそれぞれ上方修正した。

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