無断複製された業務用通信カラオケのハードディスクを頒布した男性らを千葉県警が書類送検
千葉県警察本部サイバー犯罪対策課および千葉県行徳警察署生活安全課は11月22日、東京都府中市在住の男性(78歳)、神奈川県横浜市在住の男性(72歳)、静岡県藤枝市在住の男性(70歳)の3人を著作権法違反(無断複製物の頒布)で千葉地方検察庁に書類送検した。
3人はそれぞれ、業務用通信カラオケのハードディスク1個あたり約20万曲の無断複製を行い、インターネットフリーマーケットサービス「メルカリ」で、2018年頃から、合計で540個を販売し、300万円以上の利益を得ていた。
著作権法では、海賊版であることを知ったうえで頒布(販売)したり、頒布を目的として所持することのほか、インターネット上のフリーマーケットやオークションサイト、SNSで販売を告知するだけでも著作権侵害とみなされる(113条1項2号)。
JASRACは、「今後も、関係権利者、事業者と連携して、悪質な著作権侵害行為に対して断固たる措置を講じるとともに、クリエーターへの適切な対価還元を通じて音楽文化の発展に寄与してまいります」としている。
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