チケプラ電子チケット、測温機能も備えた“顔パス”入場を本格提供 公演当日までリセール可能

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エムアップホールディングスの連結子会社であり電子チケット事業やチケット二次販売「チケプラTrade」、視聴PASS販売プラットフォーム「StreamPass」を運営するTixplusは11月1日、エンターテインメントを持続させるため、非接触でスムースなオペレーションによる測温機能付きの“顔パス”入場を実現し、コンサート会場での本格的な導入を開始した。

チケプラではこれまで、扱うチケットの購入情報と、追加で登録する「顔画像」のデータを連携することで、電子チケット券面上に「顔画像」を表示させ、目視本人確認もぎりを展開してきた。今回の“顔パス”システムではその流れはそのままに、もぎり時には手ぶらで入場をすることが可能となっている。“顔パス”での入場でも、チケットを表示しイベント特有のスタンプが押印されるので、従来通り手元に思い出を残すこともできるとのこと。また、顔認証により強固な本人確認が可能となったことで、これまで以上の不正転売防止も目的としている。

このシステムは、コブクロ全国ツアー「KOBUKURO LIVE TOUR 2021 Star Made」における関東公演にて試験導入された。

Tixplusの強みである個人間のやりとりがなく、定価で安全にリセールができる公式2次流通の「チケプラTrade」とも連携しているため、最長、公演当日まで、行けなくなった人はチケットを出品、行きたい人はチケットを購入することができる。公演直前までの来場者変更にシステム対応したリセール機能をもつ顔認証チケットは業界初となる。

コロナ禍においては、ライブイベント等の入場口での来場者ともぎりスタッフとの近距離での接触、測温・消毒などのコミュニケーション回数の増加が課題となっている。測温機能付き“顔パス”入場はスタッフとの直接的な接触を必要としないスムースなオペレーションのため、より安心して安全にイベントに参加できる。

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