Spotify、クリエイターとリスナーが相互にコミュニケーションできる新機能をポッドキャストに導入

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Spotifyは9月30日、ポッドキャストクリエイターとリスナーがSpotifyアプリ内で相互にコミュニケーションできる機能として新たにQ&A機能と投票機能の提供を開始した。

この機能は、Spotifyが提供する音声コンテンツ制作・配信ツールAnchorを利用してポッドキャストを制作・配信するクリエイターであれば誰でも利用可能。この機能を活用すれば、クリエイターは配信エピソードごとに、リスナーに記述または選択式で質問を投げかけることができる。また、今後公開するエピソードだけでなく、すでに公開されているものでもQ&Aや投票を追加することができるとのこと。

リスナーはSpotifyアプリ内で、Q&A機能ではテキストで、投票機能ではクリエイターが設定した選択肢の中から該当するものを選ぶことで、質問に回答することができる。Q&A機能では、クリエイターは、リスナーから届いた回答のうち、Spotifyアプリ上に表示させたい投稿を選び、これをエピソードに固定表示することもできる。

これまでポッドキャストでは、クリエイターとリスナーのコミュニケーションは、メールや問い合わせフォーム、ソーシャルメディアなどを通じて行われることが主だったが、この機能が実装されたことによって、
クリエイターはリスナー参加型の企画を実施したり、次回のトークテーマやゲストのアイデアを募るなど、
番組制作やコミュニティづくりにリスナーの声を反映することがより簡単になった。

なお、9月30日より4つのポッドキャスト番組にて、Q&A機能と投票機能を使ったエピソードが公開されている。「アフター6ジャンクション」では、人気コーナー「新概念提唱型投稿コーナー」の最近エピソードでQ&A機能を使いリスナーにアンケートを実施している。また「好書好日本好きの昼休み」では、古今東西の名作のタイトルとあらすじだけを頼りに滝沢カレンがまったく新しい短編小説を書き起こす人気連載「滝沢カレンの物語の一歩先へ」で、次回作の小説のタイトルを投票で決定する。

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