MPA、2021年度音楽著作権管理者養成講座をスタート

ビジネス 音楽業界

稲葉会長

MPAは、2021年度の音楽著作権管理者養成講座を6月24日より開講した。

今年もスクーリングとオンライン配信の併用による講義形態で感染拡大防止に配慮しながら、スクーリングの定員数は制限して実施。今回からオンラインのみで受講した場合でも修了試験を受験できるように変更し、修了者対象の「再履修コース」も含め、今年は200名超の受講者が参加している。

講義に先立ち稲葉会長が主催者挨拶を行った後、続く1時限目の講義「音楽出版(著作権)ビジネス概論」(稲葉豊氏・ユーズミュージック代表取締役社長)では、音楽業界の構造や、著作権・著作隣接権といった音楽の大きな権利、音楽出版社の役割等について講義が行われた。2・3時限目の「音楽出版社の歴史(外国/日本)」(朝妻一郎氏・フジパシフィックミュージック代表取締役会長/MPA顧問)では、国内外の音楽出版社の成り立ちについて講義が行われた。11月まで延べ17日間にわたる講義終了後、修了試験が行われる。

なお、過去に講座を修了した人を対象とした「再履修コース」は、引き続き申込受付中。興味のある講義を自由に選択し、完全オンライン受講であるほか、一定期間配信されるアーカイブも視聴可能。また、本講座で使用しているテキスト(2021-2022年版)が、7月1日に発売される。

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