ミュージックバード、6/1よりMQAとコラボしたデブラー放送を開始 にじみに少ない音質に

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高音質衛星デジタル音楽放送ミュージックバードは、MQAとのコラボレーションにより世界初のPowered by MQAデブラー放送を開始する。

6月1日から番組はMQAエンコードされ放送、ミュージックバードのプレミアムチャンネルに加入しているリスナーは、現在使用中のチューナーのままでよりにじみに少ない音質で放送を聴くことができるようになる。MQAが開発した時間軸解像度を向上するデブラーフィルター技術を導入し、最高の音質で聴くことができる。

ミュージックバードのプレミアムチャンネルのThe Audio(124ch)は、Powered by MQAで初採用する。このチャンネルには、麻倉怜士氏など人気オーディオ評論家がパーソナリティを務める番組、注目のアーティスト、新譜、オーディオ機器の情報などについての番組もある。今後順次放送チャンネルを拡大し、最終的にミュージックバードの8チャンネルの全てのプレミアムチャンネルがPowered by MQAデブラー放送になる予定とのこと。

The Audioの音の自然さや臨場感あふれる音質を比較できるよう、ミュージックバードでは「比較試聴番組もオンエア!」という企画を6月1日に放送する。他の従来チャンネルと同じ内容をPowered by MQAデブラー放送でも放送し、チャンネルを切り替えて聴くことによって従来放送との違いを比較できる試みだ。

MQAの開発者であるボブ・スチュワート氏は「ミュージックバードとのコラボレーションで、最高の音質で番組が提供できることはとても喜ばしいことです。ラジオは今でも重要なリスニングフォーマットのひとつで、MQAがミュージックバードをサポートすることによって、耳の肥えたリスナーに優れた体験を提供する一旦を担うことを誇りに思います」と語る。

5月20日発売のstereo誌にミュージックバードPowered by MQAデブラー放送の比較試聴を中心とした記事が掲載されている。

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