ポニーキャニオンと昭文社が地方創生事業で業務提携、観光誘客ブランド力とエンタメ事業ノウハウを融合

ビジネス

ポニーキャニオンと昭文社ホールティングスの子会社である昭文社は、地方創生事業においてのノウハウ、人的リソース、販売網等を活用、補完し合うことにより、日本各地の魅力発信、それらによる地域の活性化に寄与することに合意した。

ポニーキャニオンは50年以上にわたる「人を楽しませる」エンターテインメント・コンテンツ制作のプロモーション・ノウハウを活用し、2015年より地域プロモーション事業を展開。2017年6月にはエンターテインメント業界初の地域活性化事業専門部署「エリアアライアンス部」を創部、地方創生のため府省庁、自治体、地域団体との連携に注力している。

昭文社は、創業60年以上にわたる地図事業の蓄積と、50年以上の歴史を持つ旅行ガイドブック事業に端を発する「まっぷる」「ことりっぷ」などの観光誘客力のあるブランドを活かし、出版事業のみならず、地方自治体の観光プロモーション・シティプロモーション事業へと幅を広げ、長年にわたり地域活性化の手伝いをしてきた。

近年は時代の変化に伴う媒体の変遷とともに、ウェブサイトや電子書籍、スマートフォンアプリなどの各デジタルメディア事業や、ブランドを活用したライセンス事業など、新たな取り組みにも積極的に取り組んでいる。

今回の業務提携により、ポニーキャニオンが有すアニメや映像、音楽等コンテンツ企画制作力、観光、移住、シビックプライド機運醸成 等の知見と、昭文社が有する長年の取材実績・ノウハウに裏付けされた、ガイドブック・地図等をはじめとする制作・編集力、および市販出版物やウェブメディア・SNS等で醸成されたブランド力を背景とするノウハウとをかけあわせ、協働で開発・推進していく。

オススメ