フェイス、2020年4月〜12月期経常は22.8%増の6.9億円

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フェイスは2月12日、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年12月31日)を発表した。

同社グループの第3四半期連結累計期間の業績は、主要な売上である既存配信サービス売上の減少および新型コロナウイルス感染防止のため店舗の営業を休止したことに伴い、売上高は前年同期比0.8%減の150億9,700万円となった。利益は、ポイント事業の好調により、営業利益は前年同期比21.3%増の6億3,300万円、経常利益は前年同期比22.8%増の6億9,200万円となった。また、特別損失として日本コロムビア等の本社移転に伴う事務所移転費用7,400万円の計上を行ったため、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8,200万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億3,100万円)となった。

コンテンツ事業は、キャリア公式サイトサービスの売上減少および新型コロナウイルスの感染拡大による店舗営業の休止に伴い、売上高は前年同期比19.2%減の22億900万円、営業損失は3億8,300万円(前年同期は営業損失4億5,300万円)となった。

ポイント事業は、既存加盟店におけるポイント発行が大幅に増加となり、売上高は前年同期比40.0%増の28億8,500万円、営業利益は前年同期比158.3%増の2億8,300万円となった。

レーベル事業は、発売作品の遅れや新型コロナウイルス感染防止による所属アーティスト活動の減少に伴い、売上高は前年同期比4.1%減の100億300万円となり、利益率の高い音源使用にかかる売上の減少およびオフィス移転費用の計上により営業利益は前年同期比15.8%減の7億3,200万円となった。

現時点での通期の業績予想は、2020年11月11日に公表した数値を据え置いた。

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