有料オンラインライブ「視聴経験あり」は18%、リアルライブへの集客効果も期待か〜クロス・マーケティング調べ

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クロス・マーケティングは11月19日、全国20歳~69歳の男女を対象に実施した「有料オンラインライブに関する調査」の結果を公表した。

新型コロナの影響を受けて、音楽を中心としたさまざまジャンルで有料オンラインライブが実施されているが、今回は、有料オンラインライブの視聴経験の有無や視聴したジャンル、視聴した感想について分析となっている。

4月7日の緊急事態宣言以降に有料オンラインライブを視聴したことがある人は18%。20代の視聴経験が最も高く、年齢が高くなるにつれて、視聴経験は減少傾向にある。<図1>

視聴経験のある人に見たジャンルは「J-POP」が29%と最も高く、「アイドル」(21%)、「アニメ」(17%)と続いた。<図2>

有料オンラインライブを視聴した感想としては「生のライブに行ってみたくなった」が24%と、オンライン上での体験が実際のライブ会場へ足を運ぶきっかけになり得ることが推察される。ネガティブな感想としては「生のライブのような臨場感がなかった」と画面を介することで実際のライブ会場にいるかのような感覚は体感しづらいことが窺えた。<図3>

また、具体的に視聴したアーティストは、嵐、乃木坂46、Official髭男dismといったバラエティに富んだグループの視聴が見られた。<図4>

調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2020年11月17日
有効回答数:1,100サンプル

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