感動する心を育てる「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第2回(2021年)募集開始

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ソニー音楽財団は5月19日より、感性豊かな子どもたちが音楽芸術に触れることで、感動する心を育てることを目的とした「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第2回(2021年度)募集を開始する。

ソニー音楽財団では1984年の設立以来、「Concert for KIDS 〜0才からのクラシック〜」や「10代のためのプレミアム・コンサート」など、未就学児から青少年まで、主に子どもを対象としたクラシックコンサートを開催している。

2019年に設立した「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」では、同財団のこれまでの活動に基づき、地域・環境・経済状況にかかわらず、子どもたちが音楽に触れることのできる社会を目指し、日本国内の18歳未満の子どもを対象に、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体や活動を支援する。2020年度の活動を対象とした第1回の募集には計188件もの応募があり、うち14の団体の活動が採択され、計9,346,523円の助成金を支給した。

支援内容として、ジュニアオーケストラや吹奏楽団の運営等にかかる費用や、児童養護施設での楽器教室の開催にかかる費用、子どもたちに向けたアウトリーチ事業、楽器体験コンサートの開催費など、様々な音楽活動を対象としている。

助成金額は1団体につき10万円から300万円(年度毎)とし、年に1回の割合で全国より公募し、有識者により構成された選考委員会で助成対象者を選定し、当財団理事会において決定する。

第2回目の募集期間は2021年度(2021年4月1日〜翌年3月31日)の活動を対象に6月19日まで、ウェブサイトより書式をダウンロードしての応募となる。

2020年度の活動が対象となっている第1回の採択団体の中には、今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、活動がままならないものが生じてきているが、同基金では現状を踏まえ、各活動の本来の目的が達成されるよう、活動対象期間を最大1年間延長する特別措置を講じているとのこと。

加藤 優 氏(公益財団法人ソニー音楽財団理事長)コメント

「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」は、昨年立ち上げたばかりの新しい基金にも関わらず、沢山の応募がありました。第2回においても、少しでも子どもたちに向けた音楽活動のニーズに応えるべく、支援を行ってまいります。新型コロナウイルス感染症の影響がまだまだ不透明な中にあって、このような基金の活動がより重要な役割を担っていくのではないかと考えております。

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