ブライダルで簡単に適法利用できるISUM対象楽曲数が1万5,000曲突破、2019年上半期リクエスト1位はsumika「Lovers」

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音楽特定利用促進機構(以下、ISUM)が提供するシステムを活用して簡単にブライダルで適法利用できる楽曲が、1万5,000曲を超えた。2014年4月に対象楽曲約500曲からスタートし、およそ5年で30倍に増加している。2019年上半期、リクエストが最も寄せられた楽曲は、sumikaの「Lovers」となった。

今年5月より利用可能となった「Lovers」は、2016年にリリース。大切な人への本音が詰まった共感を呼ぶ歌詞と、ポップで爽やかなメロディーは晴れの場にふさわしく、幸せを感じられる楽曲。今年に入り、「結婚式で使いたいのでISUMに登録してほしい」といった要望が数多く寄せられた。

なお、今年2月、20代から40代の3年以内に披露宴を開催したことのある新郎新婦400人を対象に、ブライダルシーンで使われている音楽に関する調査を行った結果、5年前の同調査と比較して音楽著作権の認知度は34.5%から69.0%へと大幅にアップしたことが分かった。

さらに、式場・ホテルなど会場に求めることとして、81.5%が正しく音楽を利用できるよう手続きをしてくれる会場が良いと回答。音楽著作権について新郎新婦の意識が高まると同時に、会場やプランナーヘも正しい手続きと知識を求めている。

それに伴い、「自分たちが結婚式を行う会場はISUMに登録していますか?」といった新郎新婦からの問い合わせも年々増加しているという。

「Lovers」の作詞・作曲をしたsumikaの片岡健太(Vo./Gt.)よりコメントが届いている。

sumika 片岡健太コメント
結婚式という、人生の一大イベントで、我々の音楽を必要として下さったことを、本当に幸せに思います。
2015年に突然僕の声が出なくなり、バンドは活動休止を余儀なくされました。
休止期間中に、メンバーやスタッフチーム、sumikaに携わってくれる方々とどう向き合ってゆくのか。考え、言葉にして、作った楽曲がこの「Lovers」という曲です。
長い人生、色々なものを見て、色々な感情と付き合いながら、最後の最後には、やっぱりあなたと一緒にいたい。
光の方角へ導いてくれた大切なこの曲が、新郎・新婦の皆さまにとって、一生のお供になれることを心から願っております。

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