星野源が堂々の2連覇、sumikaの“キミスイ”関連曲および「ちびまる子ちゃん」関連曲が急浮上【エアモニ】

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今週、2018年9月5日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2018年8月27日〜2018年9月2日プランテック調べ)では、星野源の8月20日配信リリースの新曲「アイデア」が首位を死守。堂々の2連覇を成した。オンエア数は先週記録した驚異の489回から250回へと落ち着いたものの、相変わらず各放送局が好んでオンエアし、調査対象32局のうち31局で1回以上聴かれた。リクエスト数もダントツのトップで、リスナー需要と両立しての結果だ。

2位はsumikaの「ファンファーレ」が先週22位から急上昇した。2ndシングル「ファンファーレ / 春夏秋冬」からの表題曲は、劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」オープニングテーマ。一方の「春夏秋冬」も同主題歌となっており、こちらも今週64位に初登場している。

今週は各地で多数ゲスト出演をしているなか、生出演だったニッポン放送「ミュ〜コミ+プラス」では、同アニメ映画の楽曲を手掛けるにあたっての制作秘話が語られた。上述の2曲に加え挿入歌「秘密(movie ver.)」も担当しているが、映画公開日が先に決定していたため全て丸1年で作り上げたとのこと。1曲ごとに原作者・住野よる氏をはじめとするスタッフとやり取りをしつつ、馬車馬のように制作に励んだそうだ。故に仕上がりも良く、話題の映画とありsumikaへの注目もいっそう増すだろう。

3位はSHE’Sの8月8日リリースの3rdシングル「歓びの陽」が、先週2位からのワンランクダウン。引き続き8月度の月間パワープレイ選出による多数オンエアを確保し、TOP3をキープしたかっこうだ。
 

あいみょんのブレイクシングルが今週も5位、TOP10内を8週連続キープ中

あいみょんの5thシングル「マリーゴールド」が、チャートイン9週目ながら先週と同ポジションとなる5位に位置した。同曲は7月2日〜7月8日チャートに13位に初登場すると、翌週8位へ浮上した後、8週連続でTOP10入り。リリース週に最高位2位を記録してからは、4週間TOP5をキープしている。2か月という長期間にわたり大量オンエアを獲得しているのだ。あいみょんのブレイクスルーを果たしたと言える同曲だが、相変らず多数のリクエストが寄せられる人気ぶりにも注目したい。
 

アニメ「ちびまる子ちゃん」関連楽曲が急浮上

漫画家さくらももこさんの逝去を受け、アニメ「ちびまる子ちゃん」の関連楽曲が今週のチャートTOP200圏内に5曲急浮上した。最も有名な初代エンディングテーマのB.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」は21位に浮上。リクエストも多数集まった。その他、桑田 佳祐「100万年の幸せ!!」(36位)、西城 秀樹「走れ正直者」(55位)、カヒミ・カリィ「ハミングがきこえる」(121位)、関 ゆみ子「ゆめいっぱい」(132位)がチャートインしている。

長年放送されている人気アニメだけに、幅広い年代層のリスナーが各曲で懐かしみを感じたことだろう。「ゆめいっぱい」を除く各曲の作詞を手掛けたのも故さくらももこさん。アニメのみならずその音楽でも多くの人々に癒しを与え、その成長に寄り添ってきたことが窺える。
 

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2018年8月27日〜2018年9月2日)
1.アイデア / 星野 源
2.ファンファーレ / sumika
3.歓びの陽 / SHE’S
4.Be Myself / 三浦 大知
5.マリーゴールド / あいみょん
6.Only One / iri
7.住所 feat.岡村靖幸 / KICK THE CAN CREW
8.若者のすべて / フジファブリック
9.大不正解 / back number
10.プロミセズ / カルヴィン・ハリス & サム・スミス

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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