渋谷区とヤマハ、「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」を締結

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渋谷区とヤマハ、「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」を締結

ヤマハは、渋谷区と民間企業や大学等の持つ技術やノウハウを活用し、協働して地域の社会的課題の解決を図るための包括連携協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」を2018年5月21日に締結した。

本協定は、渋谷区と渋谷区内に拠点を置く企業や大学等が協働して地域の社会的課題を解決していくために締結する新しい公民連携制度。ヤマハならではの、音・音楽に関するノウハウを生かした新たな取り組みを渋谷区と協働して推進し、社会・地域とのより良い共生を図っていく。

これまでヤマハは、渋谷区内に「ヤマハ渋谷店」(道玄坂、1966年〜2010年)、「ヤマハエレクトーンシティ渋谷」(桜丘町、1975年〜2017年)などの拠点を置き、流行に敏感な街の中で様々な音楽文化を発信してきた。近年では、2014年に地域コミュニティ育成のための市民参加型音楽祭「渋谷ズンチャカ!」の立ち上げを主導し、音と音楽で人々が交流する街づくりを目指して、地域と一体となって企画運営を行っている。なお「渋谷ズンチャカ!」は今年で5年目を迎え、本年も9月9日に開催予定となっている。

今後は、「渋谷ズンチャカ!」を通じた地域コミュニティ活性化に向けた支援、多様性の実現としてAI等の先端技術を用いた演奏の楽しみの提供や「SoundUD」を活用した帰宅困難者誘導支援の多言語アナウンスなど、さらに幅広い分野において相互の連携強化を深め、協働して地域の社会的課題の解決を推進していく。

協定内容
(1)街づくりや地域コミュニティの活性化に関する支援
(2)次世代育成に関する支援
(3)文化振興に関する支援
(4)多様性(ダイバーシティ)の実現に関する啓発活動の支援
(5)災害対策に関する支援
(6)その他の支援 人材開発及び研修プログラム等における人的交流の検討
 

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