元ユニバーサル / ワーナー会長の石坂敬一氏が逝去、洋楽シーンの礎を築く

▲石坂敬一氏(2009年7月Musicman’s RELAYインタビューの写真)
元ユニバーサルミュージック / ワーナーミュージック会長、現オリコン社外取締役の石坂敬一氏が虚血性心不全のため12月31日10時10分に逝去した。71歳。
慶應義塾大学を卒業後、東芝音楽工業(現:ユニバーサルミュージック)へ入社。学生時代に培った膨大な洋楽の知識を発揮し洋楽ディレクターとしてビートルズ、T・レックス、ピンク・フロイドなど数々のヒット作を手掛ける。
各メーカーが手探りで洋楽を売り出していた時代に邦題をつけることで「日本の洋楽」を定着させ、”プログレッシヴ・ロック”という言葉を生み出すなど現在の洋楽シーンの礎を築いた。
また、ユニバーサルミュージックの代表に就任してからは、音楽配信をプロモーションに活用した新人アーティストの売り出しや「オトナ」を対象としたCD市場の開拓など、斬新なアイディアで同社をマーケットシェア第1位に導いた。
Musicman-NETでも大変お世話になりました。
ご冥福をお祈りいたします。
■Musicman’s RELAY 第82回 石坂 敬一 氏:https://www.musicman-net.com/relay/82.html
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