アップル、Beatsを約3000億円で買収

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アップル、Beatsを約3000億円で買収28日、米アップルは、ヘッドフォン等の音響機器及び音楽ストリーミングサービスを手がけるBeats(Beats ElectronicsとBeats Music)を30億ドル(約3,050億円)で買収すると発表した。

ヘッドフォン事業を手がけるBeats Electronics、そのヘッドフォンは高額にも関わらず「b」のマークに象徴される巧みなブランディングで若者を中心に圧倒的な人気を得ており、Beats Musicは定額制の音楽ストリーミングサービスとして、今年1月に米国でスタートしている。

2008年にBeatsを共同で創業したジミー・アイオヴィンとドクター・ドレーもそのままアップル入りする見通しとなっている。今後、アップルのサービスにおいてBeats発の音楽ストリーミング・サービスはiTunesとは独立して運営されるとのこと。

Beatsは音楽業界の重鎮二人により共同創設された、いわば音楽業界サイドから産まれたサービス。今回の買収で音楽業界とのコネクションを強めるであろうアップルが、デジタル音楽サービスの分野で今後どのような戦略をとるのかにも注目が集まる。

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