「CDショップ大賞2014」大賞はマキシマム ザ ホルモンに決定

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「第6回CDショップ大賞2014」マキシマム ザ ホルモン
6日、「行かなきゃ 会えない 音がある。」というスローガンのもと、CDショップ店員が本当に売りたい、聴かせたい作品を選ぶ「第6回CDショップ大賞2014」の授賞式が東京・ZEPP Tokyoで開催され、マキシマム ザ ホルモンの「予襲復讐」を大賞受賞作品として選出し、授賞式に参列したメンバーに記念の楯を授与した。

大賞のマキシマム ザ ホルモンは、受賞の喜びを語り、全国から参加したCDショップ店員と共に記念撮影を行った。

また、入賞・ニューブラッド賞で各2作品受賞し、CDショップ大賞史上初の4冠を達成したKANA-BOONを最優秀新人賞として選出、記念の楯を贈呈し表彰した。

また、今年度から新たに創設した「クラシック賞」「ジャズ賞」「演歌賞」を加えた部門賞8部門には、洋楽賞にポール・マッカートニー「NEW」、マエストロ賞に松任谷 由実「POP CLASSICO」、ライヴ映像賞にHi-STANDARDの「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」、ニューブラッド賞にKANA-BOON「僕がCDを出したら」「DOPPEL」キュウソネコカミ「ウィーアーインディーズバンド!!」の3作品、クラシック賞に海上自衛隊東京音楽隊/三宅由佳莉「祈り~未来への歌声」、ジャズ賞にfoxcaptureplan「BRIDGE」、演歌賞に福田こうへい「響〜南部蝉しぐれ〜」、全日本CDショップ店員組合2014特別賞(今年のお題:サウンドトラック)として大友良英「連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック、他」がそれぞれ選出された。

「第6回CDショップ大賞2014」集合

「第6回CDショップ大賞2014」受賞作品

<大賞>
マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」 / VPCC-81770 2,889円(税込)
タワーレコード2013年間ベストセラーズ <邦楽> [総合アルバム(TOP20)]1位 マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」

マキシマム ザ ホルモン「予襲復讐」を選出したCDショップ店員たちは、「全国の腹ペコたちはこれを待っていました。6年振りの例のアレを!裏ジャケ企画など僕たち店員とお客様のまさかのコミュニケーションもありました、曲を聴いても進化しぶっ飛んでいる曲ばかりでキッズは満腹です。今年はなんといっても最強のアルバムは予襲復讐です。」/「他のアーティストにないホルモンというバンドの個性を最大限に出してくれたアルバムだと思う。まさに基準にぴったり。」/「問答無用の1位!作品の内容はもちろん、パッケージに拘るメンバーの工夫が随所にちりばめられた圧巻の1枚。6年待った甲斐がありました!」/「CDショップ大賞なんだから、CD買わないと聴けない作品に!とかもっともらしい理由も、どうでもいいくらいにジャケットワーク・楽曲ともに最高のアルバム。裏ジャケを恥ずかしそうにレジに置く人たちにキュンとしました。」/「うぉぉぉぉぉん!こんなにハードでこんなにキャッチーでこんなに下品なのに大賞あげたい!!いや、だからこそ大賞だすっ!!学校では教えない事を音楽で学ぶコレ大事!!」「6年ぶりなのに、まったくブレないそのスタイル!!かっこ良すぎてむしろ痛快です。CDを買ってLIVEに行く。これ至極健全。」と絶賛。

一方、大賞を受賞したマキシマム ザ ホルモンの中枢を司るマキシマムザ亮君(歌と6弦と弟)は、店頭配布用のフリーペーパー「組合報」の誌面にて、「うほっ!やばい!CDショップ大賞!知ってる!なんか聞いたことある!(笑)ずっと大人が裏で仕込んだ金の絡んだ嘘くさいものかと勝手に思い込んでましたが、こんな、なんの得にもならない僕らみたいなバンドを選んでくれたっていう事は、おーい!おまえら!CDショップ大賞ガチだぞ!(笑)ありがとうございます!!」と受賞の喜びを語った。

<最優秀新人賞>
「DOPPEL」KANA-BOON / KSCL-2315 2,800円(税込)
「DOPPEL」KANA-BOON

「僕がCDを出したら」KANA-BOON / RCDA-1030 1,575円(税込)
「僕がCDを出したら」KANA-BOON

KANA-BOONの両作品に投票したCDショップ店員たちは、「癖になるメロディと日本語を転がすような歌詞の親和性が抜群。口に出して歌いたいロック。」「まさに今“飛ぶ鳥を落とす勢い”のKANA-BOON。キャッチーなメロディーセンス、リズム×言葉遊びのような耳に残るフレーズがあると思えば、小説のように物語の情景が浮かんでくる曲も。多くの邦ロックファンの心を掴み、各フェスやイベントでは入場規制、初のワンマンライブも即完売、とKANA-BOONなしに2013年の音楽シーンは語れなかったはず。」「42歳ですが久しぶりに共感できる歌詞と楽曲のアーティストに出会えた。10代・20代の頃の自分を思い出させてくれる。「東京」は就職した頃、感じていた言葉には出来ない喪失感を代弁してくれているような気がして当時を思い出し一人涙しました。」「祝メジャー・デビュー☆インディーズ時代からギターロック界隈で、頭一つ、いや二つ以上はすでに飛びぬけていたANA-BOONが満を持してメジャーに殴り込み!!聴けば聴くほど病みつきになるメロディの中毒性、勢いをビシビシ感じるサウンドを武器に、新世代ギターロックを牽引してゆくのは間違いなく彼らです(断言)。」と絶賛。

最優秀新人賞を受賞したKANA-BOONは、店頭配布用のフリーペーパー「組合報」の誌面にて、「息子が学校で表彰されたような気分です!生み出した曲、歌詞、サウンドエディットからジャケットまで、全てが自分の生き写しでありかわいい子供の様なものなので、こういった形で素敵な賞を頂けて光栄です。最優秀新人賞!嬉しいです!」と受賞の感想を述べた。

<洋楽賞>
「NEW」ポール・マッカートニー

<マエストロ賞>
「POP CLASSICO」松任谷由実

<ライブ映像賞>
「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」Hi-STANDARD

<ニューブラッド賞>
「僕がCDを出したら」KANA-BOON
「DOPPEL」KANA-BOON
「ウィーアーインディーズバンド!!」キュウソネコカミ

<クラシック賞>
「祈り〜未来への歌声」海上自衛隊東京音楽隊/三宅由佳莉

<ジャズ賞>
「BRIDGE」fox capture plan

<演歌賞>
「響〜南部蝉しぐれ〜」福田こうへい

<全日本CDショップ店員組合2014特別賞>(今年のお題:サウンドトラック)
「連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック、他」大友良英

<地方賞>
北海道ブロック賞:「DAWN SIGNALS」Drop’s
東北ブロック賞:「道しるべ」ひとりぼっち秀吉 BAND
関東ブロック賞:「アイ アイ シンドローム」Charisma.com
甲信越ブロック賞:「so are millions of us」noid
東海ブロック賞:「LiVERTY」THREE LIGHTS DOWN KINGS
関西ブロック賞:「オレンジの抜け殻、私が生きたアイの証」THE ORAL CIGARETTES
中国四国ブロック賞:「COMICBAND〜アホの最先端〜」四星球
九州ブロック賞:「C」CHEESE CAKE
沖縄ブロック賞:「ダックァーセ!」きいやま商店

第6回CDショップ大賞2014:http://www.cdshop-kumiai.jp/?page_id=5126

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