ワーナー代表取締役会長兼CEOに石坂氏が就任

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ワーナーミュージック・ジャパンは、28日、10月31日付でユニバーサル ミュージック相談役を退任する石坂敬一氏が、11月1日付で代表取締役会長 兼 CEOに就任することを発表した。

今後は、ローカルタレントの発掘と育成、インターナショナルアーティストに対する新しい機会の創造、アーティストへのサービスの拡大を行っていく。

この発表に関し、石坂氏は、「私は常にワーナーミュージックのアーティストを中心としたビジネスアプローチに感心をしていました。また、ラッキー・ラザフォード氏(現ワーナーミュージック・ジャパン表取締役会長 兼 CEO)、リオ・コーエン氏(Recorded Musicチェアマン及びCEO)や他の才能溢れるチームの皆さんと働くことも非常に楽しみにしています。私達は、本当の意味でのプログレッシブな音楽会社が今後どのようにアーティストに仕えていくべきなのかという共通ビジョンを持っています。私は、デジタルのリーダーシップを構築し、素晴らしい音楽を創造する格好良く素晴らしいアーティスト達の確固たる強い家としてのワーナーミュージック・ジャパンをリードしていく所存です」とコメントしている。

石坂氏は、1994年にユニバーサル ミュージック(当時ポリグラム)代表取締役社長に就任後、2001年には代表取締役社長 兼 CEO、2006年には代表取締役会長 兼 CEOを歴任。2008年に同社設立以来のマーケットシェア ナンバーワンを達成している。

ユニバーサル ミュージック以前はEMIミュージック・ジャパン(当時 東芝EMI)にて26年勤務。EMIでは1991年に常務取締役に就任、ビートルズ、ピンク・フロイド、ジョン・レノン、BOOWY、長渕剛らを手がけた。

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