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『五嶋みどり with ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団』2026年3月に来日ツアー開催 世界のMIDORI が奏でるメンデルスゾーン

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(C)Festival Strings Lucerne

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ヴァイオリニスト五嶋みどりが2026年3月に来日し、ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団との共演でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を全国8か所で演奏する。

五嶋とルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団は、2020 年にリリースされたベートーヴェン「ヴァイオリン協奏曲」「二つのロマンス」の録音で共演している。その後もヨーロッパやアメリカでツアーを行うなど、親密な関係性を築き上げ、本ツアーに合わせて、両者による新譜も発売予定だ。

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五嶋はルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団を「オーケストラの迫力と室内楽の緊密なアンサンブル感を両立させるユニークなオーケストラ」とその魅力を表現。また、今回演奏するメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲については、「いつかこの曲を思いっきり美しく弾きたい、そうなれば沢山の人に聴いてもらいたい」と大きな憧れを抱いていたと言う。五嶋みどりのメッセージ全文は以下のとおり。

『五嶋みどり with ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団』は、2026年3月13日(金)高松公演を皮切りに、松本(3月14日(土))、名古屋(3月15日(日))、高崎(3月17日(火))、東京(3月18日(水))、大阪(3月20日(金・祝))、所沢(3月21日(土))、そして3月23日(月)札幌公演まで全国8か所を巡る。(東京・大阪公演はすでに完売)

五嶋みどり メッセージ

――メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64, MWV O14」はどのような存在ですか?

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、ヴァイオリンを学ぶ人、クラシック音楽愛好者に限らず、初めてこの曲を聴いたすべての人々、といっても言い過ぎでない程、“忘れられない曲だ”と思うでしょう。ヴァイオリン・ソロの冒頭部分からあふれ出るような気品ある甘美なメロディーは、私にも例外なくとてつもない憧れを持たせました。いつかこの曲を思いっきり美しく弾きたい、そうなれば沢山の人に聴いてもらいたい、と。確かなことは、メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲は無意識のうちにも「誰かのために弾く最高の贈り物」だと意識づけられていました。もうかれこれ40 年ですか。今日のあなた、に捧げます。

――ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団(以下、FSL)の魅力は?

FSLは、どちらかというとオーケストラの迫力と、室内楽の緊密なアンサンブル感を両立させるユニークなオーケストラです。指揮者無しでリーダーを置き、メンバーが縦横無尽に張り巡らされたアンテナで隅々までの音量や速度感、曲想、をキャッチし合った成果として緊張感+安定感を作り出しています。少々⾧いツアーであっても家族的な雰囲気で生活を共にする仲間ですから、コンサートを軸に、日本の春、食欲の春?を楽しみたいと思っています。

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「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

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