関口シンゴ
関口シンゴの代表作として多くのリスナーに愛され続けるアルバム『tender』の全12曲をすべてRemixし、新たな視点で再構築するアルバム『tender Remix』がリリースされる。
前作の第4弾リミキサー・ORANCHAに続き、今作では東京を拠点に活動するプロデューサー・TiMTが登場。ZIN、SIRUP、maco marets、鈴木真海子、Hana Hope、三浦透子などへのプロデュースをはじめ、Kan SanoやMaika LoubtéへのRemixも手掛けるなど、R&BやHip Hopを軸にアンビエントやエレクトロニカまで有機的に編むサウンドで注目を集めている。
関口シンゴのギターの質感を生かしながらも、TiMTの挑戦的なアプローチにより、原曲とは全く異なる幻想世界へと導くリミックスが誕生。海中をゆったりと泳ぎ、身体ごと浮かび上がるような没入感をもたらず、神秘的なサウンドトリップが味わえる。
Comment by TiMT
今回のRemixでは、原曲が持つ “くぐもったギターの質感” を活かしながら、そのフレーズをサンプリングし、遅回しの処理を施すことで、関口さんのギタリストとしてのタッチやニュアンスを残しつつも、作為が前に出ない“新しいフレーズの再構築”を試みました。
弾き手の息遣いは残りながらも、その意図が介入しないラインを発見できるところにサンプリングの醍醐味があると思っていて、その楽しさを味わいながら制作しました。
さらに、Wurlitzer社の古いドラムマシンや、自分で弾いたペダルスティールをサンプリングして再構築したメロディ、シンセサイザーのレイヤーを加え、少しアンビエント的にも聴けるビートミュージックとして仕立てました。
Ovall、そして関口シンゴさんを学生時代から追い続けてきた一ファンとして、今回このような形で作品に関わる機会をいただけたことを本当に光栄に思います。
ぜひ原曲と聴き比べながら、新しい視点で楽しんでいただけたら嬉しいです。
『tender Remix』

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