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山口冨士夫、伝説のEP「RIDE ON!」が限定アナログで復刻リリース

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「RIDE ON!」ビジュアル

山口冨士夫が1974年リリースのソロアルバム「ひまつぶし」から9年ぶりとなる1983年に発表した、4曲入り20cmEPのスタジオレコーディング作「RIDE ON!」。今回、8トラックマルチリールマスターからの最新リミックスにより、限定アナログリイシューが決定した。

山口冨士夫の音楽を再生

ルイズルイス加部らが在籍したバンド「リゾート」や「裸のラリーズ」への参加を経て、1983年、和田哲郎(連続射殺魔)の呼びかけのもと、山口冨士夫自身によるプロデュース、地引雄一主宰のテレグラフ・レコードの制作により、東京・国立にあったマース・スタジオで本作はレコーディングされた。

録音メンバーには、旧友の青木眞一(ex.村八分)、小林秀弥(ex.TOO MUCH)、青木正行(ex.外道)、ジュンペイの4名が参加。後に「タンブリングス」となるメンバーでの唯一のオリジナル・スタジオレコーディング作品であり、ここに収録された4曲は、「TEARDROPS」をはじめ、後年のライブでも頻繁に演奏された冨士夫自身にとっても重要な作品となっている。

代表曲の一つである「ROCK ME」は、オリジナル盤ではエンディングがフェイドアウト処理されていたが、本作ではマルチリールに残された完奏バージョンを収録。また、オリジナル盤のアートワークを使用してのアナログリイシューは今回が初となる。

2014年にデラックス・エディションとしてリリースされたCDでも使用されたレコーディング当時の8トラックマルチリールマスターから、山口冨士夫の多くの作品のリマスタリングを手がける中村宗一郎(ピースミュージック)が今作のために新たにリミックスを手掛けた。さらに、日本を代表するエンジニアの一人として知られる巨匠、武沢茂がカッティングを担当している。

今作を皮切りに、3ヶ月連続で山口冨士夫のソロ作品がアナログ盤でリリースされる予定だ。

3作全てにおいて、初回出荷分の予約・購入者特典として、1タイトルにつき1枚、作品発表当時の貴重なレアフォトを使用した特典カード(7インチジャケットサイズ)が付属する。

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