堂本剛「街」が映画『まる』主題歌を再録、レコーディング風景映像も解禁
堂本剛が作詞・作曲を手掛け、2002年に発表した「街」を映画『まる』のために再レコーディングした「街(movie ver.)」のレコーディング映像が解禁された。
山田プロデューサーは「まる」という物語を「もし、堂本剛がスーパースターじゃなかったら?というパラレルワールドともとれるもの」としたうえで、主題歌について「剛さんが辛かった時期の心情が投影された楽曲が、20年以上たった今「沢田」という剛さんのあて書きだが剛さんではない、ある男の人生の物語を締めくくる楽曲として新たな存在感を獲得する・・・元の楽曲が素晴らしくないとそうそうできることではありません」と語る。
また、オファーの経緯として、荻上監督が堂本と向き合い沢田というキャラクターを立体化させていく過程で、山田プロデューサーから荻上監督に主題歌を「街」にしてはどうかと相談を持ち掛けたという。すると、監督から「実は脚本を書きながら聞いていたのが「街」でした」という思いがけない返事があり、まさに運命的な決定であったことが明かされた。
本作での主題歌の起用について堂本は「『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています。と語っている。
主題歌発表映像
発表映像は、「街(movie ver.)」のメロディとともに、主題歌レコーディング・劇伴制作の様子をとらえた映像や撮影のメイキング映像が映し出される。中には、堂本がピアノを弾く姿や綾野剛・森崎ウィンらと談笑する場面など、貴重な映像が盛りだくさん。
なお、「街(movie ver.)」は現状リリースの予定はなく、フルで聴けるのは映画本編内のみとなっているため、エンドロールまで見逃せない。
堂本がこの楽曲に込めた「自分を生きることこそ素晴らしい」という想いが「まる」という物語の核と繋がる瞬間をぜひ映画館で体感してほしい。
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