eill、約半年ぶり2度目となる韓国・ソウルでのワンマンライブのオフィシャルライブレポートが到着 「みんなが私の歌を共有してくれてるおかげ」

アーティスト

SPICE

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

シンガー・ソングライターのeillが2024年4月28日、韓国・HONGDAE Rollinghallで自身2度目の韓国ワンマンライブ『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』を開催した。

ライブの始まりに幻想的なオープニングSEが流れ出すと、ソールドアウトとなったこの日のライブハウスに集まった超満員の韓国ファンからの大声援に包み込まれ、eillが登場。一曲目から、韓国でも大人気の映画「夏へのトンネル、さよならの出口」挿入歌「プレロマンス」で観客を沸かせると、アップテンポなナンバーの「palette」「FUTURE WAVE」を続けて披露し、会場のボルテージを徐々に上げていった。

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

最初の3曲を勢いよく歌い上げたあと、流暢な韓国語でeillがファンに向けて挨拶を行うと、すかさず次曲「HUSH」のイントロへ。この日の「HUSH」は、お客さんと一緒に歌うことを想定したアレンジが施されており、ファンに向けてコールアンドレスポンスのレクチャーをしたのちに、会場が一体となって歌うように披露された。続けて「Succubus」と「初恋」をメドレー形式で歌い上げると、昨年配信されて大きな話題を呼んだAmazon Prime Videoの恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』主題歌の「happy ending」を披露しファンを虜にした。

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

本日最初のMCで「私が日本人なのにこうやって沢山活動できているのは、皆さんが私の歌を共有してくれてるおかげだと思っています。だから、感謝の言葉を伝えたいです。」と話したのち、ライブはアコースティックパートに突入。日本のファンのみならず、韓国のファンにも人気の高いeill珠玉のバラードナンバー「片っぽ」を自身のピアノ弾き語りで披露した。しっとりと美しいeillの歌声に酔いしれるファン。「初めてのコンサートの時、約束したじゃないですか?次はバンドを連れてくるって」と伝えてバンドメンバーを再びステージに呼び込み、韓国でも大人気のナンバーである「フィナーレ。」を歌い始めると、会場の熱気は最高潮に達し、ファンからは大声援が。eillの力強い歌声に負けじと会場のファン達も熱唱し、ライブハウスが大合唱に包まれた。

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

ここからのセットリストは年齢シリーズに突入。2月にリリースした最新曲「25」から若返る形で「23」「20」を続けて披露した。年齢シリーズの楽曲を連続で聴くと、eillがこの5年間で積み上げたものや、それぞれの年齢のタイミングで重要視していた価値観や音楽性などが各楽曲の中に体現されており、eillの歴史がよくわかる。

一呼吸を終えて、eillは普段自身が音楽に向き合う上で常に考えていることを語り始めた。日本のライブでも伝え続けてきたeillというアーティストの根幹ともなるメッセージを韓国のファンにも伝えると、代表曲「SPOTLIGHT」へ。

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

​「SPOTLIGHT」を高らかに歌い終えると、早くもエンディングパートに突入し、ライブの展開はここからさらに急加速する。「FAKE LOVE/」で再び会場の空気を温めると、全世界で高い人気を誇るアニメ「東京リベンジャーズ」の第一期エンディング主題歌「ここで息をして」を披露。会場のボルテージが再び最高潮に達すると、最後はすっかりeillのライブの定番楽曲となった「WE ARE」の大合唱で締め、観客からはアンコールの鳴り止まない拍手と歓声が起こった。大喝采の中、eillが再びステージに登場すると、韓国では初となるリクエストコーナーに突入。この日集まったファンから聴きたい曲のリクエストをその場で聞き、即興で披露するというもので「踊らせないで」「スキ」「花のように」を続けてパフォーマンスしたあと、今度はeill自身から「さっきフィナーレ。を歌った時は私だけが歌ったじゃないですか。今度は一緒に歌いたいです。」と客席にリクエスト。ピアノのみのアコースティックアレンジで「フィナーレ。」が演奏されると、eillと観客の一体感のある歌声が会場中を包む。最後に「CHEAT LIFE」のコーラスを観客に呼びかけ「feat. you」と伝えて一緒に歌うなど様々なリクエストに答えてファンとの距離を縮めると、アンコールには昨年リリースした「罠」を披露し、大歓声の中大団円を迎えた。

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

『eill BLUEROSE SHOW 2024 in SEOUL』

 

関連タグ

関連タグはありません

オススメ