スズキオリジナル電子楽器「オムニコード」数十年ぶりに復刻、楽器の日に発売

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オムニコードOM-108

鈴木楽器製作所は、オリジナル電子楽器「オムニコードOM-108」を6月6日(楽器の日)に発売する。今年1月にアナウンスした予定よりも1か月早い発売となった。市場想定価格は77,800円(税込)。

オムニコードは、オートハープという楽器の電子化を目指し1981年に同社が開発。パネル上に並んだ「C」や「Am」といった任意のコードボタンを押しながら、ストラムプレートに指をスライドしたりタップしたりして演奏する。手にしたその日にコードを演奏できる、やさしい伴奏楽器として特に欧米で人気に。最後のモデルOM-300(1996年発売)の販売終了後も再販をのぞむ声が多くあり、新モデルOM-108の発売に至ったという。

シリーズ初搭載の機能

  • オムニコードとして初めて「sus4」と「add9th」を加え、歴代最多の108種類のコードを演奏可能。
  • 10種のリズム音色の中に「hip hop」としてトラップビートを初搭載。
  • コードボタンおよびストラムプレートで打楽器音の演奏が可能に。
  • 外部スピーカー接続時、本体スピーカーからの発音をON/OFF切り替えできるスイッチを搭載。
  • MIDI OUTからコード、ストラムプレートに加え、ドラムの演奏情報も送信可能に。
  • 80年代らしい特長的な音色に根強い人気があるモデルOM-84(1984年発売)のリズム音色に切り替え可能。

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