グラミー賞20回受賞歌手のトニー・ベネット遺品オークションが4/18・19に米ニューヨークにて開催、日本からもオンライン参加可能

アーティスト

トニー・ベネット (C)Herman Leonard Photography, LLC

ジュリアンズオークションは、アメリカの音楽界における巨匠であり、数々の名曲で知られるグラミー賞20回受賞の国宝級歌手、トニー・ベネットの遺品オークション「トニー・ベネット:ア・ライフ・ウェル・リブド」を、彼の生まれ故郷であるアメリカ・ニューヨークで4月18日・19日の2日間独占開催する。

トニー・ベネットは、20世紀と21世紀の偉大なエンターテイナーとして、80年にわたる比類なきキャリアを築いてきた。彼の代表作である1962年のヒット曲「思い出のサンフランシスコ」「Fly Me to the Moon(In Other Words)」、その他数多くのスタンダード曲、フランク・シナトラからレディー・ガガまで、時代を代表するトップ・アーティストとのデュエット曲など、グレート・アメリカン・ソングブックの中でも最も人気のある名曲を見事にレコーディングし、演奏した。

1980年代から1990年代にかけて、ベネットは息子のダニー・ベネットのマネージメントのもと、キャリアを急成長させ、同時にファン層も広がった。深夜の人気トークショー番組デヴィッド・レターマン・ショーやMTVビデオ・ミュージック・アワードへの出演、プラチナ・アルバム「MTV Unplugged トニー・ベネット」のレコーディングやそれに伴うMTVスペシャルへの出演。世界各国の名だたるヴォーカリストが集結し、彼のヒット曲の数々をデュエットでレコーディングしたアルバム「DUET:An American Classic」、フランク・シナトラへ捧げた24曲を収録したグラミー賞受賞のアルバム「Perfectly Frank」、ほかにもチャート上位を獲得したアルバム「Steppin’ Out」「The Art of Excellence」など、彼の人気はとどまることがなかった。

2000年以降は、スティーヴィー・ワンダー、ビリー・ジョエルといったポップ・ミュージック界のレジェンドたちとコラボし、グラミー賞を総なめにした。その後は、次世代のスーパースター、クリスティーナ・アギレラ、エイミー・ワインハウス、レディー・ガガといったポップ界のレジェンド達と組み、レディー・ガガとコラボしたアルバム「Cheek to Cheek」ではグラミー賞を受賞し、彼女と最後のリリースとなった「Love for Sale」などで、ベネットはさらなる芸術的頂点を極めた。

本オークションの開催を祝し、4月8日から4月10日までアメリカ・サンフランシスコのフェアモント・ホテルで、4月10日から4月16日までニューヨークのリンカーン・センターで、この歴史的コレクションを紹介する特別下見会が催される。本オークションは、日本を含む世界中よりオンラインで入札を受け付ける。また開催に先立ち、出品一覧のデジタルカタログを公開中。

トニー・ベネットの息子で長年のマネージャーであったダニー・ベネット コメント

「このようなコレクションで、トニーの素晴らしい人生を象徴するような品々を見れる機会があることは驚くべきことですが、同時に、これは私たちが共有するアメリカの歴史の一部を体現するものでもあります。彼の比類なき音楽的遺産はこれからも語り継がれるでしょうが、それ以上に彼の生涯における積極的な様々な関わりは、非常に多くの人々や出来事に影響を与えました。彼は、芸術性、思いやり、誠実さをもってすべてのことを行い、並外れた人間であったことの証であったとも言えます。」

ジュリアンズオークションCEO デイビッド・グッドマン氏コメント

「トニー・ベネットがこの世にいたことは、言葉では言い表せないほど恵まれていました。彼はその芸術性、人道主義、そして世代を超えた唯一無二の歌声で世界を変えました。ジュリアンズオークションは、彼の遺産を代表し、ニューヨークのリンカーン・センターで、ベネット氏の並外れた遺産を祝うオークションをことを主催できることを光栄に思います。オークション下見会は、彼が最も親しんだ2つの都市、ニューヨークとサンフランシスコで開催いたします。

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