YOSHIKI、米・国際映画祭「Stars Asian International Film Festival」でアイコン・アワード受賞

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Photo by Gonzalo Marroquin/Getty Images for SH Technology Entertainment

YOSHIKIが現地時間11月14日、米ロサンゼルスにて開催された国際映画祭「Stars Asian International Film Festival」に出席し、アイコン・アワードを受賞した。今回YOSHIKIは、アーティスト、そして映画監督として本映画祭に招待されている。

授賞式のステージで、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本を手掛けたアンソニー・マッカーテンからトロフィーを授与されたYOSHIKIは、ピアノで「Forever Love」とQueenの「ボヘミアン・ラプソディ」を演奏。さらにその場にあったドラムで急遽、即興パフォーマンスを披露し、来場ゲストを大興奮の渦に巻き込んだ。

なおYOSHIKIは、現地時間11月1日に米サンフランシスコで開催された授賞式「37th “Award of Honor” Gala」で、最も権威あるAward of Honor(栄誉賞)を受賞することが決定していたが、身内に不幸があったため、急遽授賞式の出席をキャンセルし、ツアー中だったニューヨークから日本へ緊急帰国。今回は過密なスケジュールの合間を縫って、映画祭の授賞式に出席する形となった。

“アジア映画の豊かさと多様性を紹介する”という理念のもと、初開催となったこの国際映画祭は、過去に手掛けた映画は400本以上にのぼり、中国本国で多くの賞を受賞している映画プロデューサー兼監督のハン・サンピン、英国アカデミー賞脚色賞および、英国作品賞の受賞歴を持つ脚本家兼プロデューサーのアンソニー・マッカーテン、トム・クルーズと共同でクルーズ/ワグナー・プロダクションズを設立し、『ミッション:インポッシブル』シリーズを手掛けるなど、数々の映画製作に携わるポーラ・ワグナー、アカデミー各賞を総なめにした『恋におちたシェイクスピア』などの代表作を持つ映画プロデューサーのドナ・ジグリオッティなど、世界各国の著名な監督やプロデューサー、脚本家などが参加。

また、アカデミー賞の選考で知られる、映画芸術科学アカデミー会長のジャネット・ヤン、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『セックス・アンド・ザ・シティ』などを手掛けた映画・映像監督およびテレビプロデューサーのアラン・テイラー、世界的大ヒットシリーズの『ワイルド・スピード SKY MISSION』にも出演しているタイ人映画俳優トニー・ジャー、Netflixの人気シリーズ『Girl from Nowhere』のリサ役で知られるタイの女優チチャー・アマータヤクンなど、錚々たる映画人たちが名を連ねた。

YOSHIKIの初監督作品である、映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』は、世界に先駆け日本全国の映画館で9月に公開された後、海外でも高く評価され、今月に入りロサンゼルスのチャイニーズシアターでも公開され、来月にはイギリスでの劇場公開も決定しており、この先続々と世界各国での上映スケジュールが発表される模様だ。

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