小玉ひかり
“楽曲と思い出”をコンセプトに、話題のシンガーソングライターがオリジナル&カバー曲を披露するという新たな“メモリアルソングカバーライブ”、『memoria』が始動。その初回配信が、8月7日（金）20:00からStreaming+を通じて行われる。SPICEでは、今回の出演者にメールインタビューを行い、ライブのテーマにまつわる話や、共演者、意気込みを聞いた。
配信イベント『memoria』出演者インタビューvol.1 小玉ひかり編
――現在、なかなかライブが出来ない状況が続いています。日々の生活の中での「癒し」があれば教えて下さい。
ファンの方とライブで対面する貴重な機会がなくなってしまったことはすごく、やるせ無い気持ちでいっぱいですが、その代わり地域に限定されずにファンの方とライブ配信でコミュニケーションをとったり、投稿した動画に対してのコメントをいただいたり、今の時代だからこそ皆さんと繋がることができます。私の音楽を、知らない土地で生活の一部として愛してくれている人たちの反応を見ることはとても嬉しく、ある意味“癒し”をいただきつつ、私自身も皆さんの“癒し”になればと思って精力的に活動する源になっています。また個人的にはYouTubeなどで可愛い女の子をみたりして癒されてます（笑）。
――『memoria』のコンセプトは”楽曲×思い出”です。ご自身の楽曲の中で特に思い出のある一曲をエピソードと共に教えてください。
今回は披露しませんが、特に思い出のあるオリジナル曲として挙げられるのはやはり初めて作って母に聞いてもらった「あたりまえが」という曲ですかね……。実は母に向けて歌った曲は何曲かあるのですが、「あたりまえが」は本当に初めてフルコーラスで完成させた曲なんです。当時14歳くらいだったと思います。今歌おうとすると、今以上にストレートで言葉遣いも幼稚でしかないのですが、逆に今となっては書けない純粋でしかない1曲なのかなと思います。当時できたてホヤホヤの曲を台所にいる母を呼んで聞いてもらって、涙を流してくれたことをよく覚えております。曲を作っていると、その当時の自分をいつでも振り返ることができてしまうので、恥ずかしい反面、家族や近い人との思い出にも、自分の成長の記録にもなる素敵な行為だなと改めて思います。
――今回のテーマ「夏の思い出」について連想するエピソードを一つお聞かせ下さい。
夏の思い出。ある年、当時お付き合いをしていた男の子と花火大会に2人とも浴衣を着て行ったんですけど、時間が来ても花火が見えないからおかしいなあと話していたらなんと打ち上げの場所を間違えていて、暑い夏の夜に人混みのなかでやっとその打ち上げが見えるとこに移動した頃にはもう最後の花火が上がる直前くらいになっていて、馬鹿だなあと笑いながらラストスパートに盛大に上がる花火を見たことですかね……（笑）。
――今回の共演者である、てつととのコラボについて一言お願いします。
てっちゃんとはぷらそにかで一緒に切磋琢磨しているメンバーだけれど、この4ヶ月間くらいずっと収録もできず会えていなかったので、今回こんな機会で2人でライブができて嬉しいです！個人的に１ファンとしててっちゃんの音楽で表現する世界観が大好きで、ライブも見に行ったり、同じピアノ弾きとしても尊敬しているアーティストさんです。一緒のステージで見てくれているお客さんに私の世界観も負けじと味わってもらえるように歌い切りたいなと思っています。今回２人で歌う曲は実はお互い別のぷらそにかメンバーとそれぞれカバーしたことがある一曲なのですが、てつとと小玉ひかりがカバーするとこんな化学反応がおきますという新しい一面もお見せできれば嬉しいなと思います！
――最後に『memoria』への意気込みをお願いします。
この度は素敵な企画の第１弾アーティストに選んでいただきありがとうございます！ 実は私は本当に4ヶ月ぶりくらいのライブで、しかも配信ライブも初めてなので、久しぶりに他では味わえない緊張感に包まれるんだろうなとドキドキしています。期待と不安もありますが、こんなご時世だからこその形で、いつも応援してくださっている皆さんに精一杯小玉の声を、メッセージをお届けできるように歌いたいと思います。またオリジナルに加えてカバー曲も披露するということで、いつもとは一味違うライブができそうで楽しみです!! 歌うぞ〜!!!!
実に4か月ぶりになるという小玉ひかりのライブを心待ちにしていたファンの方も、今回初めて見るという人も、画面を通じて彼女が伝えたいメッセージをしっかりと届けてくれるはず。てつととのコラボレーション、そこから生まれる化学反応にも期待が高まるところ。『memoria』の視聴チケットはイープラスで発売中なので、お見逃しなく。