デーモン閣下、8ヶ月ぶりの新作は優しい歌声が響く「うただま」アルバム

アーティスト

デーモン閣下のパブリックイメージからは想像できないほど、やさしく響く歌声にのせて「あの頃の風景」、「美しく受け継いで行くべき心」を、伝統楽器・民族楽器まで含むアンプラグドを中心としたコラボレーションでシンプルにアレンジさせたニューアルバムが11月8日に発表される事となった。

一昨年8月に突如また姿を現し、地球上を恐怖のどん底に陥れた悪魔集団“聖飢魔Ⅱ”。地球デビュー30周年を記念して期間限定にて再集結し、そして華々しく魔界に帰還した。その聖飢魔Ⅱの主宰だったデーモン閣下は今春3月に正統ハードロックアルバム「EXISTENCE」を発表し、全国ツアーを敢行したばかりであるが、まだその余韻の残る中のこの秋、前作とは全く逆の音楽的アプローチによる新作発表となる。

選曲も従前のデーモン閣下のイメージをくつがえす想定外のカヴァー曲が満載。

“えっ、あの閣下が、その曲をこんなアレンジで?”という驚きは、閣下ならではのアート感覚とともに、初めて聴くような優しい歌声に満たされている。

アルバムタイトルは、「うただま」。愉(たの)しき切なきうた、華やかでやさしきうた、おごそか・みやびやか・なごやか・しずけさ・やわらかさ・ゆらぎ・・・という印象の曲たちが並び、それらを覆い醸し出されるデーモン閣下の歌に込められた「魂(たま)」がアルバムのコンセプトとなっている。「剛と柔」変幻自在なアーティスト、デーモン閣下の今まで秘められていた魅力が満載の「うただま」。現在の音楽シーンへの新たな一刀となるに違いない。

リリース情報
「うただま」
2017年11月8日発表
初回生産限定盤(CD+DVD)BVCL-844~5 3,600円+税
通常盤(CD)BVCL-846 2,800円+税

<収録予定楽曲>(※全10曲・曲順未定)
・「やつらの足音のバラード」
奏者:名嘉常安(三線・太鼓)
・「見上げてごらん夜の星を」
奏者:林正樹(ピアノ)
・「故郷(ふるさと)」
奏者:小春[チャラン・ポ・ランタン](クロマティックアコーディオン)
・「toi toi toi – うただま編 – 」(新録)
奏者:稲葉明徳(篳篥・笛)、岡田鉄平(ヴァイオリン)、成谷仁志(ヴィオラ)、武井英哉(チェロ)、松崎雄一(鍵盤ハーモニカ)
・「Zutto」(新録self cover曲)
奏者:シュウミン(二胡)、金子浩(ルネサンスリュート・テオルボ)
・「千秋楽 – 雅楽・盤渉調古典曲をモチーフとした独自楽曲 – 」
奏者:稲葉明徳(篳篥・鞨鼓)、髙原聰子(鉦鼓・笙)、上坊有平(楽太鼓・龍笛・楽琵琶)、松崎雄一(ピアノ)
・「少年時代」
奏者:三橋貴風(尺八:一尺九寸・一尺四寸)、外山香(十七絃筝・二十絃筝)
・「砂漠のトカゲ」
奏者:堀江由朗(全楽器)、川の字トリオ(合唱)
・「君が代」
奏者:稲葉明徳(篠笛)、松崎雄一(ピアノ)
・「今も翔ぶ – From The New World – 」
奏者:岡田鉄平(第1ヴァイオリン)、田中大輔(第2ヴァイオリン)、成谷仁志(ヴィオラ)、武井英哉(チェロ)。指揮:杉浦哲郎

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