天月-あまつき-、全会場ソールドアウトで1万人を動員したホールツアー完走

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1月8日、神戸国際会館こくさいホールにて天月-あまつき-の「やりたい放題ホールツアー Winter2017~2018」がツアーファイナルを迎えた。

開演時刻になり、そっと落ちた会場照明とは対照的に観客の歓声が上がった。ステージの背面に星を思わせるようなライトが散りばめられていたからだ。まず最初の曲は「シューティングスター」。以前のライブでも何度か披露している人気の曲で、一気に会場の熱も高まった。

ファンの興奮も冷めやらぬ中、ライブでは鉄板曲の「ホシアイ」も歌い出しの瞬間には客席から待ってましたと言わんばかりの歓声が上がった。中盤で歌う「StarMan!!!」は、つい一か月ほど前に投稿されたばかりの楽曲で、今回のツアーにぴったりのファンタジーを思わせるポップな楽曲だ。

ライブ中盤にはバンド演奏の中、サンタ姿に扮した天月-あまつき-がこっそりキーボーディストの隣に登場。先日実写MVを投稿したばかりの「ベリーメリークリスマス」のイントロを生演奏した。そして今回の公演用に用意したクリスマスソングメドレーを高らかに歌い上げ、ファンの期待に応えた。ツアーの合間にクリスマスが過ぎ、年もまたいだが、「クリスマス終わりましたが、世界で一番早いクリスマスライブです!」といった。

また今回のツアーで初出しだという楽曲「僕のことなら忘れてくれていいよ」では、パワフルな楽曲の多い彼がしっとりとしたバラードを情感豊かに歌い上げた。曲に合わせて背後のパネルに歌詞が映されると、ファンも見入るようにステージを眺めていた。

今までも天月-あまつき-のワンマンライブでは世界観たっぷりのステージを見せてきたが、今回も「やりたい放題」の名前通り、ステージ上の変化していくセットの仕掛けには圧巻だった。ライブに合わせて同時進行する朗読のストーリーが、ステージや衣装を変化させていく演出で、ファンも彼の新しいストーリーを毎度期待しているようだ。

ラストに向けて「小さな恋のうた」「流れ星」とたたみかけるように楽曲を披露。そして今回はスペシャルな本編ラスト曲にと「Dear Moon」をバラードver.で歌い上げ終了。

アンコールでは「アストロスト」と定番曲「Hello,My story」を熱唱。終始「楽しかった!ありがとう!」と観客に笑顔を向けていた。またMCでは「今年は精力的に作品作りをし、大きな動きをする予定。皆さんにもうすぐお伝えできる」と語っていた。2018年もファンの予想を超える活動に期待ができそうだ。

Photo by Tatsuya Kawasaki

セットリスト
M1.シューティングスター
M2.気まぐれメリーゴーランド
M3.きみだけは。
M4.ホシアイ
M5.DiVE!!
M6.Mr.Fake
M7.マリオネットラヴァーズ
M8.ネバーエンド・ランド
M9.StarMan!!!
M10.ユメノツヅキ
M11.僕のことなら忘れてくれていいよ
M12.ベリーメリークリスマス
M13.クリスマスメドレー
M14.プレゼント
M15.小さな恋のうた
M16.流れ星
M17.Dear Moon(piano ver.)

EN1.アストロスト
EN2.Hello,My story

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