クライヴ・デイヴィスとアメリカ・レコード協会が主催するグラミー賞の前夜祭
今週の土曜日(2月4日)、クライヴ・デイヴィス(90歳)とアメリカ・レコード協会が主催する前夜祭がロサンゼルスで開催される。音楽業界人にとって、グラミー賞授賞式に参加するよりもこの前夜祭に招待されたいと言われるほどのイベント。2020年、21年、22年はコロナで中止になった。
クライヴ・デイヴィスの現在の肩書きはソニーミュージック最高制作責任者。弁護士としてソニーミュージックの前身のCBSレコードに入社。35歳でCBSレコード傘下のコロンビア・レコード社長に就任。サイモン&ガーファンクル、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンやジャニス・ジョプリン等の契約に携わった。1975年、アリスタ・レコードを創立し、バリー・マニロウ、サンタナや特にホイットニー・ヒューストンのスター化に尽くした。
2012年のクライヴ・デイヴィスによるグラミー賞前夜祭。前年(2011年)もホイットニー・ヒューストンが歌っていた。2012年もホイットニー・ヒューストンが歌うはずだった。しかし会場には現れなかった。パーティーが開かれる同じビバリー・ヒルトン・ホテルの4階客室の浴槽の中で倒れていたところを発見され、救急隊が蘇生処置を施したが帰らぬ人となった。葬儀の弔辞はクライヴ・デイヴィスと映画『ボディガード』で共演した俳優ケヴィン・コスナーが述べた。
今年(2023年)のゲストも楽しみだ。
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