アメリカのレコード業界、2021年上半期売上は対前年比27%増 ストリーミングが全体の84%を占める
月曜日(9月13日)、アメリカ・レコード協会が2021年上半期(1月~6月)のレコード売り上げを発表した。全体の売り上げは対前年比で27%も伸びた。上図にあるように、定額制音楽ストリーミングによる売り上げは全体の84%を占めた。
実物(フィジカル)のレコード(CD、LP、カセット)は全体の10%を占めた。コロナ禍なのか、CDは対前年比で44%伸びたが、海外ではビニールと呼ばれる30cmLPは94%も伸びた。ロック・ファンはTシャツのようにLPも買う。また米アマゾンでも分かるように、LPの価格はCDの3~4倍もする。
有料のダウンロード売り上げは全体の5%。ここ数年、ストリーミングと反比例で下がり続けている。SynchとはCMや映画等で使用されたレコード原盤の使用料。
関連リンクはありません
ポッドキャスト概要:
Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り
「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。
Spotifyでポッドキャストを聴くプレイリスト概要:
記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち
月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!
Spotifyでプレイリストを聴く@musicman_nusicman
記事提供元:
広告・取材掲載