ソニーミュージック、スポティファイを席巻

コラム 高橋裕二の洋楽天国

ソニーミュージックがスポティファイで快進撃とラジオ業界誌ヒッツが伝えた。

それによるとザ・キッド・ラロイ ft..ジャスティン・ビーバーの「Stay」がスポティファイの全世界再生回数で1位、リル・ナズ・X ft.ジャック・ハーロウの「Industry Baby」が2位に。マネスキンの「Beggin」が4位。ドージャ・キャットの「Need to Know」が6位。ファルコの「Pepas」が7位。ドージャ・キャットの「Woman」が9位に入った。

ソニーミュージックはブルース・スプリングスティーンやアデルのように実物のレコードがよく売れる。しかしスポティファイのような定額制音楽ストリーミングではラップの再生回数が大きい。再生回数は見なし売り上げとして、ビルボードのアルバム・チャート作成に使われる。

ソニーミュージックがザ・キッド・ラロイ(18歳)やリル・ナズ・X(22歳)といったラップ・アーティストを獲得したのは会長のロブ・ストリンガーの手腕だが、ロブ・ストリンガーがインディーズの音楽出版社から引き抜き、ソニーミュージック傘下のコロンビア・レコード会長にしたロン・ペリーの仕事が大きい。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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