ユニバーサル ミュージック、ユーロネクスト・アムステルダムに9月上場

コラム 高橋裕二の洋楽天国

親会社のヴィヴェンディ(フランス)が昨日(火曜日)、子会社のユニバーサル ミュージックを9月21日オランダのアムステルダムにある世界最古の証券取引所ユーロネクスト・アムステルダムに上場すると発表した。ロンドンを抜いて、欧州最大の取引所だという。

既に20%の株式を中国のIT大手、テンセントに売却。今月10%をアメリカの投資ファンドに売却した。60%はヴィヴェンディの株主に分配すると、ヴィヴェンディの株主総会で了承された。

ユニバーサルミュージックの2020年の売り上げは以下だ。

対前年で6.7%アップした。主な要因はストリーミング売り上げで、対前年で16.2%アップした。しかし実物のレコード売り上げは6.7%ダウンし、有料ダウンロード売り上げは19%ダウンした。

レコード業界はサブスク(定額制音楽ストリーミング)抜きには語れない時代となった。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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