2025年JOYSOUND年間ランキング1/1~ 11/15、世代別カラオケトレンド徹底解剖!そこから見えた各年代の「十八番」と「最新波」
株式会社エクシングは、JOYSOUNDが展開するカラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」会員の歌唱に基づき、10代から60代の年代別にカラオケの人気曲を集計した「2025年年代別カラオケ年間ランキング」を、12月3日に発表した。
JOYSOUNDのカラオケで最も歌われた楽曲として、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が栄冠を手にした2025年。
この年間ランキングを10代から60代までの年代別に分析すると、世代を超えて愛される「カラオケの定番曲」や、世代ごとの特徴的な選曲傾向が浮かび上がった。
特設ページでは、男女別のランキングもあわせて公開中だ。

ランキング発表カテゴリ
年代別ランキングTOP20(10代/20代/30代/40代/50代/60代)
特設ページ:2025年年代別カラオケ年間ランキング https://www.joysound.com/web/s/karaoke/feature/annual_age_2025
2025年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング(総合)https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2025
トピックス
今年デビュー10周年を迎えたMrs. GREEN APPLE「ライラック」は、2025年の鉄板ソング!
TVアニメ「忘却バッテリー」のオープニング主題歌「ライラック」が、20〜40代で1位を独占した。10〜40代の男女ともにTOP5入り、さらに50代男性でもTOP3入りを果たすなど、Mrs. GREEN APPLEが性別を問わず、幅広い世代から絶大な支持を誇ることが証明された。
ポルノグラフィティ「サウダージ」、世代を超えて、若者の心を鷲掴みに!
ポルノグラフィティの「サウダージ」がSNSをきっかけに再び注目を集め、10代で首位を獲得した。切なくも力強いメロディと恋の余韻を描いた歌詞が世代を超えて共感を呼び、リリースから20年以上経った今もなお、20代〜50代の各世代でTOP5入りを果たすなど、根強い人気を誇る。
=年代別に解説!2025年カラオケヒット曲 =
【10代】 SNSや動画サイトから新たなトレンドを生み出す年代
SNSや動画サイトを起点に、新たな音楽トレンドが生まれる10代。例年、比較的新しい曲が上位を占めるなか、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」をおさえ、25年前にリリースされたポルノグラフィティの「サウダージ」が首位を獲得する快挙となった。SNSで再び注目を集め、ストリーミング累計再生回数は2億回を突破。まさに時代を超えて愛される名曲として存在感を放つ。また、VOCALOID楽曲の人気も健在で、DECO*27の「モニタリング」をはじめ、5曲がTOP20入りを果たしている。

【20代】 最新の音楽トレンドにも敏感でありながら、アニソンやボカロを愛し続ける世代
アニメソングやVOCALOID楽曲、最新ヒット曲まで幅広く楽しむ20代。Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が1位、男性からの支持が厚いバルーンの「シャルル」は2位、女性からの人気が高いDECO*27の「モニタリング」は3位を獲得した。TikTokの投稿をきっかけに話題となったAKASAKI「Bunny Girl」は、昨年圏外から急上昇し、7位を獲得した。また、音楽チャートで長期間トップを独走し話題を呼んだ柊マグネタイトの「テトリス」が、見事10位にランクインした。

【30代】 アニメソングの人気が際立つ年代
TOP20のうち10曲がアニメ関連曲となり、アニメの影響力が特に顕著な30代。男女ともに首位を獲得したのは、TVアニメ「忘却バッテリー」のオープニング主題歌、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」だった。昨年上位の「Bling-Bang-Bang-Born」や「アイドル」も依然として高い人気を維持する中、今年放送のTVアニメ主題歌「怪獣」や「Plazma」は初登場でTOP10入りを果たした。さらに、TVアニメ「デジモンアドベンチャー」オープニング主題歌、和田光司の「Butter-Fly」は昨年の圏外から19位に急上昇し、全年代で唯一TOP20にランクインしている。

【40代】 アニソンから近年のヒット曲、カラオケ定番曲まで幅広く楽しむ世代
アニメソングに加え、近年のヒット曲やカラオケ定番曲の人気が高い40代。30代と同様、男女ともに首位を独占したMrs. GREEN APPLEは、「ライラック」「ダーリン」「ケセラセラ」「クスシキ」「青と夏」の5曲がTOP20に入るなど、厚い支持を獲得した。ポルノグラフィティの「サウダージ」、WANDSの「世界が終るまでは…」、米津玄師の「Lemon」など、カラオケ定番曲も根強い人気を示している。

【50代】 トレンドのヒット曲も押さえつつ、長く愛される名曲が根強い人気を誇る世代
長年愛されている往年の名曲に加え、最新の音楽トレンドの楽曲も取り入れている50代。3年連続の1位を獲得したのは、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃“夢の途中”」だった。メロディやリズム、音域が比較的安定していて歌いやすいことから、カラオケ採点でも人気の曲となっている。尾崎豊の「I LOVE YOU」や今井美樹の「PIECE OF MY WISH」が昨年の圏外からランクアップし、この年代ならではの楽曲が顔を揃えた。さらに、Mrs. GREEN APPLEの「ダーリン」など、近年のヒット曲もしっかりとカバーしている。

【60代】 演歌・歌謡曲が圧倒的な人気を誇る世代
今も色褪せることがない青春時代を彩った往年の名曲を愛する60代。50代と同様、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃“夢の途中”」がトップとなった。多少の順位変動は見られるものの、高橋真梨子の「桃色吐息」や来生たかおの「夢の途中」など、長年愛され続けてきた名曲が強さを見せている。

※集計期間:2025年1月1日~ 11月15日。
※選曲番号別ではなく、楽曲別として、“本人映像”や“アニメカラオケ”等のオリジナルコンテンツも合算したランキング。
※昨年51位以下の楽曲を「圏外」と表記
※「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標。
ポッドキャスト概要:
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「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。
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