Apple Music Connect、B2Bプロモーションハブとして復活
Apple Musicは、ディストリビューターやレーベル向けマーケティング・プラットフォーム「Apple Music Connect」の提供を開始した。コンテンツのプロモーション、Apple Musicの編集チームへのピッチ、プレス写真のアップロード、マーケティング資料の作成などが可能だ。
Apple Music Connectはかつて、アーティストとファンを直接つなぐアプリ内ソーシャルチャネルとして2015年にApple Music(DSP)と同時に市場投入されたものの、普及せず2018年に閉鎖された経緯がある。
刷新されたApple Music Connectでは、レーベルやディストリビューターチームに対し、リリースサイクルの各段階を一元管理できるダッシュボードを提供。ユーザーは「カスタムソーシャルシェアカード」を作成でき、事前登録の促進やさまざまな新作コンテンツの告知が可能となる。また、ピッチは、事前登録、新作リリース、そして「再プロモーション」にも対応。プロモーション対象地域をグローバルまたは特定地域に絞ることも可能という。
(文:坂本 泉)
榎本編集長
「Apple Music Connectが「B2Bマーケティングツール」として再始動した。2015年にアーティスト向けSNS機能として投入されるも普及せず2018年に閉鎖——今回はレーベル・ディストリビューター向けに刷新された。事前登録の促進、エディトリアルへのピッチ、ソーシャルシェアカード作成、地域別プロモーションが可能だ。比較対象はSpotify for Artists。2016年から運用され、アーティストが直接エディトリアルプレイリストにピッチできる。リリース7日前が最低ライン、28日前推奨とされ、180カ国以上への露出実績もある。決定的な違いは「誰が使うか」だ。Spotifyはアーティスト本人が基本、Appleはレーベルやディストリビューターが基本。Spotifyが「アーティストのエンパワーメント」を掲げる一方、Appleは従来の業界構造を前提にした設計。思想の違いが出ている」ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)
フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。
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