YouTube Music、10周年で「推し活」支える新機能を発表

YouTube Musicが10周年を迎え、ファンとアーティストをより密接につなぐ新機能を発表した。

最大の新機能として、再生リストやアルバムに直接コメントができる機能を導入し、ファン同士で語り合えるコミュニティ機能を強化する。YouTubeには現在18億の公開された音楽再生リストが存在し、ファンが作成したものを含めると40億にのぼる。新機能を通じてファンコミュニティでの新たな楽しみ方を提案する格好となる。

また「テイストマッチプレイリスト」機能も新たに導入。音楽の好みを軸として、新たな曲をより簡単に発見できる仕組みで、リストの内容は毎日自動的に更新される。これは、テイストマッチプレイリストに参加する人全員の好みに基づいて生成される。

さらにライブイベント検索サービス「Bandsintown」との提携により、YouTube上でアーティストの動画やショート動画、チャンネルから開催予定のイベントを見つけられるようになる。アーティストの新作リリース発表、新グッズ発売、イベント日程などを通知する機能も導入される。

熱心なサポーター向けには「先取り視聴」や「トップリスナー」などの新しいバッジを順次導入し、トップファンであることを称える証としてファンとしての誇りをアピールする新たな方法を提供する。ミュージックビデオの視聴回数が10万回、100万回、10億回など大きな節目に近づくとアーティストの公式動画がハイライト表示され、熱心なファンがお気に入りのアーティストの節目達成を応援できる機会を創出する。