JASRAC、24年4月〜6月期は徴収額2.5%増/分配額6.3%増
日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月22日、2024年度第1四半期(2024年4月から6月まで)報告を発表。徴収額は2.5%増の342億6,000万円、分配額は6.3%増の330億9,000万円であった。
徴収額の主な内訳は、インタラクティブ配信が9億1,000万円増(7.5%増)、演奏等が4億6,000万円増(6.8%増)、特定目的複製が1億2,000万円増(11.4%増)、ビデオグラムが5億3,000万円減(21.4%減)、オーディオディスクが2億1,000万円減(11.6%減)であった。分配額は、主に2023年10月から2024年3月までの徴収額を反映したもので、インタラクティブ配信及び演奏等で増となった。

経常収益及び経常費用
また、経常収益は6.3%増の36億6,000万円。分配の状況を反映し、管理手数料収入がインタラクティブ配信で1億2,000万円、演奏等で1億円の増となった。経常費用は3.8%増の24億3,000万円。主に機械計算関係費及び支払負担金(国内外の団体に対する分担金や加盟費)で増となった。
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