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Amazon Music、AIプレイリスト作成機能「Maestro」発表 Spotifyに続き

ビジネス 海外

Amazonは現地時間4月16日、Amazon MusicでAI技術を活用したプレイリスト作成機能「Maestro」を発表した。まずベータ版として、同サービスの全プランを対象に、米国の一部ユーザー向けに提供。iOSとAndroidに対応している。TechCrunchなどが伝えた。

 

Maestroでは、絵文字や感情、アクティビティ、サウンドなど入力されたプロンプトを基に、AIがプレイリストを生成する。候補の中からプロンプトを選ぶこともできる。

Amazonはこの機能について「新たな技術であり、最初から正しく動作するとは限らない」と説明。攻撃的な言葉や不適切なプロンプトを積極的にブロックするシステムも導入しているとした。

なお、Amazon Musicの有料会員は、作成されたプレイリスト全体を保存前に聴くことが可能。一方、同無料会員とAmazon Primeの会員は、30秒間のプレビュー試聴で保存を判断する必要がある。

同社に先駆け、Spotifyは4月初めに、AI搭載のプレイリスト作成ツール「AI Playlist」を発表。英国とオーストラリアでベータ版の提供を開始した。

(文:坂本 泉)

 

榎本編集長

「プレイリストの生成自体は、レコメンデーション・エンジンとして各音楽配信で昔から使われているが、ChatGPTなど生成AIと同じプロンプト入力にSpotifyとAmazonが対応してきた。Amazonのものは絵文字やアクティビティなどスマホ文化ならではの入力にも対応しているところに工夫が見られる」

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター/フォトジャーナリスト。日本の大学を卒業後、国外で日系メディアやPR会社に勤務。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や記事執筆、編集、撮影などを行う。

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