博報堂と日本テレビによるスタートアップ向けグロース支援会社Spotlight、本格稼働に伴い公式サイトを開設

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日本テレビと博報堂は「“失われた30年”と呼ばれることもある日本経済低迷から脱却するには、日本から次世代基幹産業を創出することが重要である」との課題意識から、スタートアップを通じた次世代基幹産業の創出を目指し、スタートアップのグロース支援に特化した合弁会社・Spotlightを昨年6月に設立した。このSpotlightがさらなる事業の拡大に向け、日本テレビ開局70年の8月28日に公式サイトを開設した。

Spotlightは現在すでに複数のスタートアップを支援しており、必要な資金提供だけでなく、コンテンツの共創や経営支援、リブランディングからマス・コミュニケーションまで立体的な統合マーケティングをフルサポートしている。スタートアップへの投資規模は約30億円を想定しており、今後スタートアップとの協業・共創をさらに拡大し、「スタートアップのNo.1コミュニケーション・パートナー」になることを目指すと伝えている。

日本テレビ放送網 取締役執行役員 小山 章司氏メッセージ

時代が変化していく中で、テレビも社会にどのように貢献できるのかが問われています。
業界のリーディングカンパニーである博報堂と日本テレビがスタートアップの成長支援に本気で挑む事業がSpotlightです。私たちとスタートアップの挑戦は次世代基幹産業を創出し、次世代・次々世代に続く明るいミライを創っていきます。一緒に日本から世界が驚くイノベーションを起こしていきましょう。

博報堂 取締役常務執行役員 西山 泰央氏メッセージ

日本のスタートアップが直面する成長課題に真正面から向き合い、日本テレビと博報堂がそれぞれの専門性を活かしてSpotlightでタッグを組みました。これは私たちにとっても全く新たな挑戦です。スタートアップの皆さんの夢、創造性と革新性を信じ、多角的に支援し活性化することこそが我々の新たなミッションです。スタートアップの皆さんと共に成長し、輝かしい日本の未来を切り開いていきましょう。

支援中のスタートアップ企業(一部)

  • TBM(環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等)
  • サウンドファン(聞こえやすい音に変換するテクノロジー「ミライスピーカー」の製造・販売)
  • 絵本ナビ(メディア事業、コマース事業、コンテンツ・ラーニング事業)
  • エアトランク(Webメディア/コンテンツの開発・運営・管理、宅配型トランクルームの運営)

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