TOKAソングライティング・キャンプ2023開催決定、海外からもアーティスト3組が参加

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TOKAとフジパシフィックミュージックは、5月8日から5月14日までの7日間、東京都内の音楽スタジオで「TOKA Songwriting Camp 2023」を開催する。

「世界標準のソングライティング・キャンプを日本のミュージシャンへ」というコンセプトのもと2021年に始まったこのソングライティング・キャンプには、これまでに総勢28組のアーティストやプロデューサーが参加し、合計9曲もの作品がリリースされている。

また、国内最大級のソングライティング・キャンプの1つとして、日本の新鋭アーティストたちにコライトの機会を提供するだけでなく、昨年は海外音楽出版社とのネットワークを生かした「DEMO PITCH DAY」企画も実施、日本の音楽業界にグローバルなビジネス・チャンスを創出する試みも行った。

そして3回目の開催となる今年のTOKA Songwriting Camp 2023は、その試みをスケールアップし、開催以来初となる、3組の海外アーティストの参加も決定となった。

Issac Waddingtonの「The Way Things Were」やiriの「Go Back」などの共同プロデュースを手がけた英国サウス・ロンドンのプロデューサー/トラックメイカーのエドブラック。軽快な日本語が特徴のダンスチューン「DANSU」がベルギー国内で6週連続シングルチャート1位を獲得し、昨年はJ-Wave主催の音楽フェス「Inspire Tokyo」に出演した大注目のベルギー出身ポップ・デュオ=アイリ。オーストラリア出身の兄弟ポップ・デュオ ザ・ベンジャミン・ブラザーズとしても活動、5月に東京・大阪でライヴを行うスリーピー・ベンジャミンもキャンプに参加する事が決定しており、日本人アーティスト達とライティング・セッションを行う。4か国から総勢13組のアーティストが参加するキャンプとなる予定とのこと。

TOKAを主宰する小袋成彬は「このキャンプを通じて日本と世界の音楽文化を繋ぎ、全てのクリエイター達にユニークで持続可能性のあるチャンスを与えられれば」とコメントを寄せている。

またフジパシフィックミュージックは「コロナ禍が明け、かねてよりライティング・キャンプで実施したいと考えていた海外アーティストと日本人アーティストのコライトが、3年目にして実現するのは大変感慨深いです。参加アーティストの皆さんへの新たな刺激となり、意外性のある組み合わせから生まれる化学反応で、興味深いコラボレーション、明日を占うヒット曲、そして後世に残るスタンダード曲を、このキャンプを通じて生むことが出来れば」と語っている。

なお、海外アーティスト3組はそれぞれDJギグやライヴも決定している。

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