ソニー音楽財団 子ども音楽基金、第4回(2023年度)助成の採択団体決定

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ソニー音楽財団は、「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第4回(2023年度)助成において、「子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体」の活動へ、計13件、総額1,003万5,000円の助成を決定した。

各採択団体の活動・メッセージ、選考委員および当財団理事長のコメントが、同基金公式ウェブサイトにて公開されている。

なお、次回第5回(2024年度)募集は、6月頃を予定している。

菊川 穣氏(選考委員)動画コメント抜粋

今年も沢山の素晴らしい応募団体がある中、地域性、内容、ジャンルのバランスをできるだけ考慮した上で助成先を絞るのは、選考委員として困難な作業でした。選ばれた団体は皆、地に足をつけて、一歩一歩丁寧に、着実に、子ども達にとって何が今必要とされているのかを考え、実践されてきたと思います。

コロナ禍で音楽の場自体が制約されていた中、子どもたちだけでなく、地域の大人等にも力を与えてくれているような素晴らしい活動ではないでしょうか。選考委員として、このような活動を知ることができたことは、大きな喜びでした。

水野道訓氏(ソニー音楽財団理事長)動画コメント抜粋

採択団体の皆様は、それぞれの分野で実績を積まれ、子どもたちへ音楽を通した教育が行き届くよう工夫された、充実した内容ばかりです。今回の採択によって活動がより発展されることを願っております。

また、これまでの採択団体の皆様からは、「助成のおかげでコンサートが無料で開催でき、初めてクラシックコンサートに来場した親子がとても生き生きと参加していた」「助成により難しかった楽器の購入が実現でき、子どもたちの成長に繋がった」などといったお声をいただいており、嬉しく思っております。

未だコロナ禍で音楽活動においても制限がある状況ではございますが、音楽が子どもたちの一筋の光になり、当基金で少しでも皆様の御力になれるよう尽力してまいります。

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